AGA (男性型脱毛症) の治療方法について

30 日分90 日分180 日分360 日分
フィナステリド(国内)4,350 円12,150 円22,500 円42,480 円
デュタステリド(国内)5,340 円15,120 円28,440 円53,280 円
ミノキシジル外用薬2%7,600 円17,400 円31,600 円
ミノキシジル外用薬7%10,900 円26,400 円48,600 円
ミノキシジル外用薬15%12,200 円28,900 円53,900 円

AGA (男性型脱毛症) の治療方法

AGA(男性型脱毛症)は、男性ホルモンの影響によって発症する脱毛症の一種です。治療には以下の方法があります。

1. 薬物療法

薬物療法は、AGAの初期段階で効果的です。
主に内服薬としてフィナステリドやデュタステリド、外用薬としてミノキシジルが用いられます。
これらの薬は、男性ホルモンの影響を抑えることで脱毛を抑制したり、発毛サイクルに働き掛けることで髪の成長を促進する効果があります。ただし、内服薬の副作用には注意が必要です。

2. スカルプケア

AGA治療には、頭皮を清潔な状態に保つことが欠かせません。
特定のシャンプーやトニックが効果的な場合もあります。これらは頭皮環境を整え、頭皮の血行を良くすることで毛髪への栄養を高めたりする成分が含まれています。

3. 自毛植毛

AGAの進行が著しい場合、薬物療法やスカルプケアなどの保守的な治療だけでは効果が得られないことがあります。
その場合は、自毛植毛が有効です。自身の毛髪を移植することで拒絶反応などの副作用を抑えることができ、移植後の毛根がその後も新しい毛を生やします。

4. 栄養療法

AGAの原因は、男性ホルモンの一種であるDHTが毛根の萎縮を引き起こすことにあります。
そのため、ビタミンBや鉄分などの栄養素を積極的に摂取することで、AGAの進行を遅らせることができます。

当院で扱っている薬物療法について

ここで、当院 (マルベルクリニック東京) で扱っている薬物療法についてご説明いたします。
AGAの薬物療法には、それぞれの薬剤によって異なる効果や副作用があります。治療前に医師と相談し、自分に適した治療法を選択することが大切です。

フィナステリド

フィナステリドは、タイプ2の5αリダクターゼを選択的に阻害することによって男性ホルモンであるDHTの生成を抑制します。DHTの生成を抑制することで、AGAの進行を遅らせる薬剤です。
フィナステリドは、内服薬として処方され、通常1日1回の服用が推奨されています。副作用としては性欲減退、勃起障害、精子数減少などの症状が報告されています。

未承認医薬品等
フィナステリドは「男性型脱毛症」に対する処方としては国内で承認されています。

入手経路
当院で処方しているフィナステリドは、国内の製薬会社で製造されたものになり、国内卸から仕入れたものを発送ないしは、提携薬局からの発送となります。

国内の承認医薬品等の有無
フィナステリドを一般名とする医薬品は国内で承認されておりますが、承認されている効能・効果と当院での使用目的は異なります。

諸外国における安全性等に係る情報
諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。

デュタステリド

デュタステリドは、タイプ1と2両方の5αリダクターゼを阻害するため、より効果的にDHTの生成を抑制し、フィナステリドと比較してもより強力なAGA進行抑制効果を得ることができます。
服薬方法についてはこちらも1日1回の服用が推奨されています。
副作用としてはフィナステリド同様、性欲減退、勃起障害などが報告されていますが、効果が強い分、副作用のリスクもフィナステリドより高いため注意が必要です。

未承認医薬品等
デュタステリドは「前立腺肥大症」に対する処方としては国内で承認されていますが、AGA治療目的での使用については承認されていません。

入手経路
当院で処方しているデュタステリドは、国内の製薬会社で製造されたものになり、国内卸から仕入れたものを発送ないしは、提携薬局からの発送となります。

国内の承認医薬品等の有無
デュタステリドを一般名とする医薬品は国内で承認されておりますが、承認されている効能・効果と当院での使用目的は異なります。

諸外国における安全性等に係る情報
諸外国で重篤な安全性情報の報告はありません。

ミノキシジル

ミノキシジルは頭皮に直接塗布することで、毛根の血流を改善し毛髪の成長サイクルに働きかけ発毛を促す薬剤です。AGAの治療において最も一般的に使用されている薬剤であり、市販されているローションなどもあります。
ミノキシジルの内服薬もありますが、体液貯留作用があるため全身の浮腫が生じ、腎臓病、心臓病の症状を悪化させることがあります。また、血管拡張作用により低血圧となることや、吐き気や下痢といった消化器症状が起きることもあり、リスクも大きいため当院では取り扱っておりません。

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