望まない妊娠を避けるために 国内承認薬ノルレボ
メカニズムから効果、副作用、使用方法までお伝え
夜間でも即時発送対応中

歌舞伎町夜間 性病ピルEDクリニックでは、緊急避妊薬としてエラワン・ノルレボの2種類を取り扱っておりますが、ノルレボは日本で初めて承認された緊急避妊薬であり、安全性が確立されています。当院では両方のピルを状況に応じておすすめしております。

そんなノルレボについて解説していきます。

1回
ノルレボ1.5mg22,000 円
※郵送をご希望の場合は、配送料3,850円がかかります。

ノルレボとは?

緊急避妊薬ノルレボ(NorLevo)は、「レボノルゲストレル」を主成分とする緊急避妊薬(アフターピル)です。性交後の望まない妊娠を防ぐために使用され、日本で初めて承認された緊急避妊薬として知られています。WHO(世界保健機関)によって緊急避妊の必須薬に指定されており、多くの国で使用されています。

ノルレボは性交後72時間(3日間)以内に服用することで高い避妊効果を期待できる点が特徴です。ただし、一般的に緊急避妊薬は早ければ早いほど効果を得やすいと言われています。当院では夜間だとしても即時発送対応を行っております。

ノルレボの効果的なメカニズム

ノルレボは主に以下の2つの作用により妊娠を防ぎます:

  1. 排卵の抑制・遅延:卵巣から卵子が放出されるのを一時的に停止または遅らせます。また、精子寿命は一般的に3-5日と言われており、その間の排卵を抑制することで避妊効果を期待できます。
  2. 着床の阻害:子宮内膜のコンディションを変化させることで、万が一受精が起こった場合でも、受精卵が子宮内膜に着床するのを防ぎます。

これらの作用により、妊娠の成立を効果的に防止します。

ノルレボの避妊成功率

ノルレボは、従来のヤッペ法と比較して簡便かつ比較的高い避妊成功率を持った薬として販売されました。

  • 性交後24時間以内の服用:約95%
  • 性交後48時間以内の服用:約85%
  • 性交後72時間以内の服用:約58%

このように、ヤッペ法と比較して高井避妊率を認めますが、時間の経過とともに効果が低下するため、できるだけ早く服用することが重要です。

緊急避妊法の適正使用に関する指針(平成28年度)より

ノルレボの服用方法

ノルレボの正しい服用方法は以下のとおりです:

  1. 性交後できるだけ早く服用する(より早い服用でより高い効果)
  2. 72時間(3日間)以内に1.5mgを1錠服用
  3. 水またはぬるま湯で飲む

服用後2時間以内に嘔吐した場合は、薬の効果が十分に得られない可能性があるため、医師に相談してください。医師の判断により追加で1錠服用することがあります。

ノルレボの副作用について

ノルレボには、他の緊急避妊薬と同様に副作用が起こる可能性があります。しかし、多くの場合は軽度で一時的なものです。

主な副作用として以下のものが報告されています:

  • 消退出血・不正子宮出血(46.2%・13.8%)
  • 頭痛(12.3%)
  • 悪心・吐き気(9.2%)
  • 倦怠感(7.7%)
  • 傾眠(6.2%)
  • 腹痛
  • めまい

これらの副作用は通常24時間〜最大3日程度で治まります。エストロゲン成分が含まれていないため、血栓症の心配はありません。

他の薬との飲み合わせについて

ノルレボは他の薬剤と同時に服用する場合、効果に影響を与える可能性があります。特に肝臓で代謝される薬剤との併用には注意が必要です。

具体的には以下の薬などが該当します:

  • 抗けいれん薬(バルビツール系薬剤、カルバマゼピン、トピラマート、フェニトインなど)
  • HIVプロテアーゼ阻害剤
  • 非ヌクレオシド系逆転写酵素阻害剤
  • 抗結核薬(リファンピシンなど)
  • 抗真菌薬(グリセオフルビンなど)
  • セイヨウオトギリソウ(セントジョーンズワート)

これらの薬を使用中の場合は、医師に相談してください。

また重篤な肝障害を持つ方、妊婦への処方はできませんのでご了承ください。

ノルレボ服用後の生理について

ノルレボを服用すると、ホルモンバランスの変化により生理周期に影響が出ることがあります:

  • 服用後1週間〜4週間ほどで生理(または消退出血)が起こることが一般的
  • 服用するタイミングによって、次の生理が早まったり遅れたりする場合がある
  • 生理の出血量や期間が通常と異なることがある

当院では、アフターピルを処方した患者様に対して全例、翌日に産婦人科の受診をお願いしております。

3週間以上経過しても出血が見られない場合は、避妊に失敗している可能性があるため、検査も含めて産婦人科を受診することをおすすめします。

注意点とよくある質問

ノルレボは確実に避妊できるの?

ノルレボは高い避妊効果がありますが、100%ではありません。服用が早ければ早いほど効果は高まります。また、通常の避妊方法(コンドームや低用量ピルなど)の代わりにはならず、あくまで緊急時の避妊方法であることを理解しておきましょう。

ノルレボを服用しても妊娠した場合、胎児への影響は?

ノルレボを服用したにもかかわらず妊娠した場合でも、赤ちゃんへの影響はないとされています。しかし心配な場合は専門機関での相談をおすすめしています。

ノルレボを繰り返し使用しても大丈夫?

ノルレボはあくまで緊急避妊薬であり、定期的な避妊方法として使用するものではありません。頻繁に使用すると、ホルモンバランスの乱れなどを引き起こす可能性があります。日常的な避妊には、低用量ピルやコンドームなどの方法が推奨されています。

エラワンとの比較

ノルレボとエラワンは主な違いとして以下が挙げられます:

  • 有効成分:ノルレボはレボノルゲストレル、エラワンはウリプリスタル酢酸エステル
  • 有効時間:ノルレボは性交後72時間以内、エラワンは性交後120時間(5日間)以内
  • 避妊効果の持続性:エラワンは時間経過による効果低下が少ない傾向がある

まとめ

ノルレボは、日本で初めて承認された緊急避妊薬で、性交後72時間以内に服用することで高い避妊効果を期待できます。安全性も確立されており、WHO(世界保健機関)によって緊急避妊の必須薬として指定されています。

しかし、ノルレボはあくまで緊急時の避妊方法であり、通常の避妊方法の代替にはなりません。安全で計画的な性生活のためには、日常的な避妊方法を適切に実践することが重要です。

気になる点や不安がある場合は、医師に相談することをお勧めします。

未承認医薬品等
ノルレボは「緊急避妊」に対する処方として国内で承認を受けています。ただし、医療保険は適用できません。

入手経路
当院で処方しているノルレボは、国内の製薬会社で製造されたものになり、国内卸より仕入れております。

国内の承認医薬品等の有無
レボノルゲストレルを一般名とする医薬品であり、上記の通り国内で承認を受けています。

諸外国における安全性等に係る情報
同成分は、アメリカ食品医薬品局(FDA)でも緊急避妊薬として承認されています。の対象外となります。

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