低用量ピル・超低用量ピル処方(オンライン診療)

低用量ピル・超低用量ピルの料金一覧表|12シートまで一度に処方可能

当院では低用量ピルのオンライン処方を行っています。避妊や月経痛の軽減、月経周期の安定などを目的として、安全に服用いただけるようサポートいたします。診察から処方までオンラインで完結し、ご自宅までお薬をお届けしますので、来院不要で始められます。

当院での低用量ピルの取り扱い価格は下記の通りです。料金表示は診察料・お薬代・送料全て含めたものになります。他のお薬の料金はこちらからご確認いただけます。

《低用量ピル》

種類1シート3シート6シート12シート
ファボワール¥3,300¥8,910¥16,830¥30,360
ラベルフィーユ¥3,300¥8,910¥16,830¥30,360

《超低用量ピル》

種類1シート3シート6シート12シート
フリウェルULD¥3,850¥10,560¥20,130¥37,620
ドロエチ¥4,400¥12,210¥23,430¥43,560
ヤーズフレックス¥9,900¥28,710¥56,430¥109,560

低用量ピル・超低用量ピルとは?3種類あるピルの違いも紹介

低用量ピルは、女性ホルモン「エストロゲン」と「プロゲスチン」を少量ずつ配合した経口避妊薬です。避妊効果に加えて、月経痛やPMSの軽減、周期の安定化なども期待できます。エストロゲン含有量が主に30〜40μg程度のものを指すのが一般的です。

一方、超低用量ピルは、エストロゲン含有量が30μg未満(主に20μg)のものを指します。主に月経困難症や子宮内膜症の治療を目的(LEP)とし、保険適用となる薬剤が多いです。

《低用量ピルと超低用量ピルの違い》

種類エストロゲン含有量目的リスク
低用量ピル30〜40μg避妊(OC)・月経困難症の治療吐き気・頭痛
超低用量ピル30μg未満(主に20μg)月経困難症・子宮内膜症の治療(LEP)不正出血

また、ピルには大きく分けて「低用量ピル(超低用量ピル)」「月経移動ピル」「緊急避妊ピル(アフターピル)」の3種類があり、それぞれ目的や使用方法が異なります。

ピルの種類主な目的服用方法特徴
低用量ピル(超低用量ピル)日常的な避妊、月経痛・PMS改善、周期調整毎日決められた時間に服用避妊効果が高く、副効用で体調改善も期待できる
月経移動ピル生理日を移動させたいとき生理前から一定期間服用旅行・イベント時など、希望に合わせて生理日を調整可能
緊急避妊ピル(アフターピル)緊急時の避妊性交後72時間以内に服用あくまで緊急用で、日常的な避妊には不向き

低用量ピルの作用の仕組み

低用量ピルは、主にエストロゲンとプロゲスチンという2種類の女性ホルモンを含んでいます。

これらが体内で作用することで排卵を抑制し、受精自体を防ぎやすくなります。さらに子宮内膜を薄く保つことで、受精卵が着床しにくい環境をつくります。

また、子宮頸管の粘液を変化させ、精子が子宮内に入りにくくなります

4種類の低用量ピルとそれぞれの違い

低用量ピルには、第1世代〜第4世代の4種類があります。主に含まれる黄体ホルモンと、そのピルの特徴を以下の表にまとめました。

世代主に含まれる黄体ホルモン特徴
第1世代ノルエチステロン初期に登場したタイプで、避妊効果は高いが副作用が出やすい
第2世代レボノルゲストレル副作用が比較的少なく、現在も広く使われる
第3世代デソゲストレル、ゲストデンなどにきび改善や体重変化の軽減が期待されるが、一部では血栓リスクがあると言われる
第4世代ドロスピレノンなどむくみ・体重増加の抑制効果が期待されるが、他世代と比べ血栓リスクが高いと言われる

低用量ピル(超低用量ピル)の効果・メリット

低用量ピルの効果と、使用するメリットは以下の通りです。

  • 避妊効果:正しく服用すれば高い避妊効果が期待できます。
  • 月経痛やPMSの改善:ホルモンバランスを整え、痛みや不快症状をやわらげます。
  • 月経周期の安定化:周期が規則的になり、生活リズムが整えやすくなります。
  • 出血量の軽減:月経の出血量が減ることで、貧血予防や体調改善につながります。
  • 肌トラブル改善:にきびや脂性肌の改善につながる場合があります。

なお、ピルを飲んでもその後の妊孕性には影響はないと言われています。ピルをやめると90%近くの方が、3ヶ月以内に生理が再開されますので、安心して利用を検討いただけます。

低用量ピル(超低用量ピル)を使うのがおすすめな人の特徴

低用量ピル(超低用量ピル)を使うのがおすすめな人の特徴は、以下の通りです。

  • 避妊を希望している人
  • 月経痛やPMSで困っている人
  • 周期を安定させたい人
  • 月経に伴う肌トラブルで悩んでいる人

該当する方は、ぜひ低用量ピルの利用をご検討ください。

なお、当院「マルベルクリニック東京」では、低用量ピルをオンラインで処方しております。スマホから受付し、最短即日でご自宅へ発送できますので、まずは気軽に無料相談・診察をご予約ください。

低用量ピル(超低用量ピル)の使い方・服用方法

種類別の服用方法

ピルの種類別の服用方法は以下の通りです。

ピルの種類当院での
取り扱い
服用方法
トリキュラー※1×21錠タイプ(三相性)。生理初日から開始し21日間服用して7日休薬。色の順序を守って服用する。
アンジュ※1×21錠・28錠タイプ(三相性)。21錠は21日間服用して7日休薬。28錠は偽薬を含め毎日服用。番号順で服用する。
ラベルフィーユトリキュラーとアンジュのジェネリック薬。21錠・28錠タイプあり、服用方法は同上。色分け順に服用する。
マーベロン×一相性。21錠タイプは21日服用して7日休薬。28錠タイプは偽薬含めて毎日服用。順序を気にせず服用可。
ファボワールマーベロンのジェネリック薬。服用方法は同上。21錠は21日服用して7日休薬、28錠は偽薬含め毎日服用する。
ルナベル×28錠タイプ(LEP製剤)。21錠の有効成分錠剤と7錠の偽薬を順番に服用する。
フリウェルULDルナベルのジェネリック薬。28錠タイプ。21錠の有効成分錠剤と7錠の偽薬を順番に服用する。
ヤーズ×28錠タイプ(超低用量)。24錠の有効成分と4錠の偽薬を連続して服用する。休薬が短く、周期管理が安定する。
ヤーズフレックス28錠タイプ(超低用量)。24錠の有効成分を連続服用し、出血時のみ休薬する「フレキシブル方式」。最長120日間まで連続服用が可能。
ドロエチヤーズのジェネリック薬。28錠タイプ(24錠の有効成分+4錠の偽薬)を毎日服用。ホルモンが安定し、月経痛やPMSの改善に有効とされる。

※1 同じ成分・用量ですが製薬会社が異なります

詳しいお薬の費用については、直接お話しいたします。まずは無料相談・診察へご予約ください。

状況別におすすめな低用量ピル・超低用量ピルの種類

当院で取り扱う低用量ピル・超低用量ピルの中で、状況別におすすめの種類を紹介します。

ご状況・ご希望おすすめの低用量ピル・超低用量ピル
避妊効果が欲しい・ファボワール・ラベルフィーユ
PMSを改善したい・ファボワール・フリウェルULD・ドロエチ配合錠・ヤーズフレックス※2
生理痛を改善したい・フリウェルULD・ドロエチ配合錠・ヤーズフレックス
ニキビを治したい・ファボワール・ドロエチ配合錠・ヤーズフレックス
むくみを抑えたい・ドロエチ配合錠・ヤーズフレックス
休薬などの内服管理をなるべく避けたい・ヤーズフレックス
安価なものを選びたい・フリウェルULD

※2 3相性ピル以外のものがPMS改善に寄与

上記を参考にして、ご自身の希望に沿うピルを選びましょう。

また処方をご希望の際は、必ず専門医へご相談ください。

飲み始めるタイミングとタイプ別の飲み方

低用量ピルの服用は、生理開始日から飲み始める方法と、任意の日から開始する方法があります。

開始方法特徴・注意点
生理開始日から服用開始その日から避妊効果が得やすい。服薬リズムを整えやすい。
任意の日から服用開始開始後7日程度は避妊効果が安定しないため、コンドームなどの併用が推奨される。

また、低用量ピルには21錠タイプと28錠タイプがあり、服用方法に違いがあります。

21錠タイプ・有効成分入りの錠剤を21日間連続で服用・その後7日間は休薬(服用しない)・休薬中に月経が起こる
28錠タイプ・21錠の有効成分入り錠剤を服用後、7錠の偽薬を連続で服用・毎日飲み続けるため飲み忘れを防ぎやすい

飲み忘れたときの対応

低用量ピルを飲み忘れたときは、タイミングによって適切に対応しましょう。

状況対応方法
24時間以内に気づいた場合気づいた時点でただちに服用し、その日の分も服用する。まとめて2錠は飲まない。
2日以上続けて忘れた場合避妊効果が大幅に低下する可能性あり。残りは通常どおり服用する。次回の月経までコンドーム併用が推奨。必要に応じて医師へ相談。

嘔吐・下痢時の注意点

服用から数時間以内に嘔吐や強い下痢があると、薬剤が十分に吸収されず効果が弱まることがあります。この場合は、追加で錠剤を服用することも検討しましょう。

ただし症状が長引く場合や繰り返す場合は、医師の判断をあおぐことが必要です。消化器に異常があるときは一時的に避妊効果が不安定になる可能性があるため、コンドームを併用するなどの対策をとりましょう。

服用を中止する・妊娠を希望する場合の対応

妊娠を希望して低用量ピルの服用を中止した場合、数週間から数ヶ月程度で排卵が再開することが一般的です。

ただし回復までの期間には個人差があり、すぐに排卵が戻る人もいれば、少し時間がかかる人もいます。服用を中止した後は避妊効果がなくなるため、妊娠を希望しない場合は別の避妊方法を検討する必要があります。

妊娠を希望する場合は、健康状態を確認するためにも一度医師へ相談しましょう。

低用量ピル(超低用量ピル)に副作用はある?使用時の注意点も解説

低用量ピルには、以下のような副作用があります。

副作用の頻度(程度)症状の具体例
よく見られる(軽度)吐き気、頭痛、不正出血、乳房の張りなど
まれに起こる(中~重度)血栓症が代表的。強い頭痛、視覚異常、胸痛や脚の腫れなど。早期の医師への相談が推奨。

喫煙や既往症のある方が低用量ピルを使用すると、血栓症のリスクが高まる場合があります。また、飲み忘れや嘔吐・下痢により効果が薄れることもあるため注意が必要です。

服用中に強い頭痛や視覚異常、胸痛、脚の腫れなど異変があれば速やかに医師へ相談してください。服用は必ず医師の指導のもとで行い、定期的な診察を受けて安全性を確認しましょう。

出典:厚生労働省|経口避妊薬(OC)の安全性についてのとりまとめ

低用量ピル(超低用量ピル)を服用できない可能性がある人

低用量ピルを服用できない可能性がある人は、以下の通りです。

  • 35歳以上で喫煙している人
  • 血栓症や重度の高血圧など既往症がある人
  • ホルモン感受性のある疾患を持つ人
  • 産後・授乳中・手術前後の人

該当する方で、低用量ピルの服用をご希望の方はまず一度、当院へご相談ください。

当院「マルベルクリニック東京」では、低用量ピルをオンラインで処方しております。スマホから受付し、最短即日でご自宅へ発送できますので、まずは気軽に無料相談・診察をご予約ください。

低用量ピル(超低用量ピル)との併用に注意が必要な薬

解熱鎮痛剤

一般的な解熱鎮痛剤の多くは併用可能とされていますが、中には注意が必要なものもあります。

アセトアミノフェンは肝代謝に関わるため、高用量や長期間の使用では低用量ピルの効果に影響を与える可能性が指摘されています。一方、ロキソプロフェンやイブプロフェンなどの非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は通常併用可能とされています。

服薬中に市販薬を使用する場合でも、自己判断は避け、事前に医師または薬剤師に相談することが大切です。

抗てんかん薬・抗結核薬

一部の抗てんかん薬(フェニトイン、カルバマゼピンなど)や抗結核薬(リファンピシンなど)は、肝臓の代謝酵素を誘導し、低用量ピルに含まれるホルモンの分解を早める作用があります。

その結果、血中濃度が下がり、避妊効果が十分に得られない可能性があります。

これらの薬を服用中の方は、ピルだけに頼らず、コンドームなど他の避妊法を併用することが推奨されます。必ず主治医に現在の服薬状況を伝え、適切な方法を選択してください。

セントジョーンズワートなどのハーブ

セントジョーンズワート(セイヨウオトギリソウ)は、気分の落ち込みや不眠対策のサプリメントとして利用されますが、強い酵素誘導作用を持つため注意が必要です。服用すると低用量ピルのホルモン代謝が促進され、効果が低下する可能性があります。

サプリメントは医薬品と異なり、使用者が自由に摂取することが多いため、気づかぬうちに影響を受けるケースもあります。

服用を検討する際は必ず医師や薬剤師に相談し、不要な併用は避けるようにしましょう。

低用量ピル(超低用量ピル)を他の避妊方法と比較

低用量ピルを他の避妊方法と比較しました。下表にまとめているので、ご覧ください。

方法使い方避妊効果の特徴
低用量ピル毎日決められた時間に服用。21日型は休薬7日、28日型は偽薬を含めて毎日服用。正しく服用すれば高い避妊効果が期待できる。ただし飲み忘れや嘔吐・下痢で効果が薄れる可能性がある。
IUD(子宮内避妊具)子宮内に小さな器具を挿入。銅の作用で受精や着床を妨げる。一度挿入すると数年効果が持続。飲み忘れの心配がなく、避妊効果も高い。性感染症は予防できない。
IUS(子宮内システム)子宮内にホルモンを放出する器具を挿入。子宮内膜を薄く保ち、受精卵が着床しにくくなる。数年単位で効果が持続。月経の出血量や痛みが軽減する場合もある。性感染症予防はできない。
コンドーム性交のたびに男性器に装着して使用。適切に使用すれば避妊効果は高いが、装着ミスで効果が薄れる可能性もある。性感染症の予防に有効。

低用量ピル(超低用量ピル)の個人輸入は絶対にやめましょう

低用量ピルを個人輸入で購入することは大変危険ですので、絶対にやめましょう。

海外サイトや個人取引で流通している薬の中には、成分量が不正確なものや偽薬が含まれている可能性があり、十分な避妊効果が得られなかったり、健康被害を引き起こす恐れがあります。

さらに、副作用が出ても国内では十分なサポート(治療)が受けられない場合があります。

厚生労働省も個人輸入による医薬品の使用には強く注意を呼びかけています。安全に服用するためには、必ず医師の診察を受け、正規ルートで処方を受けることが重要です。詳しくは厚生労働省の注意喚起ページをご確認ください。

出典:厚生労働省|医薬品等の個人輸入に関する注意

当院での診察から低用量ピル(超低用量ピル)処方までの流れ

  1. 事前問診の登録
  2. 希望時間帯に医師からご連絡
  3. お薬が到着

1.事前問診の登録

スマートフォンやPCからオンライン問診票にご回答いただきます。

既往症や体調を確認することで、診察がスムーズになり、お時間を無駄にせずにご利用いただけます。

2.希望時間帯に医師からご連絡

ご予約いただいた時間に医師がオンラインで診察を行い、体調やご希望をうかがいます。

診察の結果、服用が適切と判断された場合に限り処方を行いますので、安心してご相談いただけます。

3.お薬が到着

処方が決定した場合、最短で当日に発送を行います。

数日後にはご自宅のポストに到着し、そのまま服用を始めていただけます。来院不要でスムーズに受け取れる点が特長です。

よくある質問(FAQ)

低用量ピルを飲むと太ることはありますか?

大きな体重増加はほとんど見られません。生活習慣や体質の影響が大きいため、不安があれば医師にご相談ください。

低用量ピルは何歳から何歳まで服用できますか?

初経以降で医師が適切と判断すれば服用可能です。閉経前までが目安ですが、健康状態によっては制限される場合があります。

出典:岡山医学会雑誌|低用量経口避妊薬の使用に関するガイドライン

生理が来ない場合や不正出血が続くときはどうすればいいですか?

一時的なホルモン変動による場合もありますが、症状が続く場合は必ず医師に相談してください。自己判断で中止しないことが大切です。

旅行や時差があるときはどのように服用すればいいですか?

24時間以内の間隔を守ることが基本です。現地時間に合わせて調整すれば問題ありません。

ジェネリック医薬品はありますか?

有効成分が同じジェネリック医薬品も存在します。効果は同等とされ、費用を抑えやすい点がメリットです。

低用量ピルに保険は適用されますか?

避妊目的は自費診療となりますが、月経困難症や子宮内膜症など治療目的の場合は保険が適用されることがあります。

出典:厚生労働省|保険診療の理解のために

まとめ

低用量ピルは、女性ホルモンであるエストロゲンとプロゲスチンの働きを利用し、排卵を抑えることで避妊を目的として用いられる薬です。さらに子宮内膜や頸管粘液にも作用し、妊娠を防ぐ複数の仕組みを持っています。

副作用としては吐き気や頭痛、不正出血などがみられることがありますが、多くは軽度で時間の経過とともに軽減する場合が多いとされています。まれに血栓症など重大な副作用が起こることもあるため、服用中は医師の診察を受けながら管理することが大切です。

避妊効果に加え、月経痛やPMSの改善、周期の安定化、出血量の軽減など生活の質を向上させる効果も期待できるのが低用量ピルの特長です。

当院「マルベルクリニック東京」では、低用量ピルをオンラインで処方しております。スマホから受付し、最短即日でご自宅へ発送できますので、まずは気軽に無料相談・診察をご予約ください。

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