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マンジャロが効かない原因と対策|独自アンケートでは“停滞期”を感じた人も【医師監修】

本記事で紹介しているマンジャロ(チルゼパチド)のダイエット目的での使用は、日本において承認されていない効能・効果の範囲外(適応外使用)です。当該使用により健康被害が生じた場合、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない可能性があります。また、本記事は情報提供を目的としており、効果・効能を保証するものではありません。使用にあたっては医師の診察・判断のもとで行ってください。

「マンジャロを使っているのに痩せない」
「体重減少がピタッと止まった」
「食欲減退などの効果が今ひとつ感じられない」

そんな不安を抱えていませんか?マンジャロが効かない・痩せない原因は使用期間や用量、基礎疾患の有無や食生活といった個人差などさまざまです。また当クリニックが独自に実施したアンケート調査では、「停滞期を感じた」という回答もみられました。

本記事ではマンジャロ経験者の自己申告によるアンケート結果も交えながら、マンジャロが効かない・体重が減らない原因と対策を解説します。治療について適切に判断するためにも正しい知識を身につけましょう。

【調査概要】
調査名:マンジャロ(自由診療)に関する実態調査
調査対象:マンジャロを自由診療で使用した・使用中の男女
回答者数:200人(女性132人・男性68人)
実施時期:2026年3月27日〜2026年3月29日
調査方法:クラウドソーシング経由のオンラインアンケート

※本調査のデータ、グラフ、テキスト、画像等の無断引用および転載、使用はご遠慮ください。
※アンケート結果は回答者の自己申告に基づくものであり、すべての使用者に当てはまるものではありません。またマンジャロの効果・副作用の程度・実際にかかる費用や期間その他すべてを確約するものではありません。適応や効果などにも個人差があります。医師の診断を受けた上で、適切にご使用ください。

目次

【参考資料】マンジャロ使用経験者を対象としたアンケート結果

体重計の上でしゃがみこむ女性

当クリニックでは、自由診療としてマンジャロを使用している・使用していたという200人を対象にアンケート調査を実施しました。まずはその回答から「マンジャロが効かない」と感じている人がどれくらいいたのかをお伝えします。

以下は、自由診療でマンジャロを使用した人を対象に実施したアンケートの回答傾向です。本調査結果は自己申告に基づくものであり、マンジャロの効果・副作用・安全性・体重変化を医学的に証明するものではなく、かつ結果はすべての人に当てはまるものではありません。薬剤の使用可否や治療方針、変化が現れる時期や度合いは個人差があります。医師の診察・判断に基づいて決定してください。

44%が『体重減少が途中で止まったと感じた』と回答

マンジャロアンケート結果Q20

本調査で回答してくれた人のうち、44%が「順調に減っていたが途中でピタッと止まった」を選んだ結果となりました(回答者の主観に基づく参考値で、マンジャロの効果や体重変化・停滞期の有無を保証するものではありません)。

もしマンジャロを使用中で「順調だったのに突然、効かなくなった」と感じているなら、一因として、体重変化が一時的に停滞している可能性も考えられます。ただし原因は個人により異なるため、まずは医師に相談することが大切です。

マンジャロの効果はいつ頃から現れる?

逆に、いつ頃からマンジャロによる食欲減退や減量といった効果が出始めるのかというと、個人差はありますが以下のような回答が得られました。

※本調査は自己申告に基づく参考情報であり、効果の発現時期や体重変化を保証するものではありません。

・【食欲減退】を感じたのは?:投与から2〜3日後と回答した人が約4割
・【体重減少】を感じたのは?:1ヶ月以内と回答した人が6割

食欲減退は、早い人では当日〜翌日、遅い人では1週間以内あるいは5mgに増量してからというケースも見られました。一方、体重減少を実感した人は、早い人で1週間以内(2.5mgの段階)、遅い人では2ヶ月目以降や3ヶ月目以降という人もいました。

このように個人差が大きい理由として、投与開始時のBMIや食習慣、運動習慣、用量、体質などさまざまな要因が挙げられます。そのため今「効かない」と感じている場合は、そうした要素を丁寧に見つめ直すとともに、医師と一緒に自分に合った治療プランを立てていくことが大切になってくるでしょう。

▼アンケート結果を含む参考情報はこちらで詳しく解説しています。
マンジャロの効果が出るまで何日かかる?臨床データ・薬理作用・医師への相談目安などを解説【医師監修】

マンジャロが効かないと感じる主な原因

ズボンのジッパーが閉まらない女性

マンジャロが効かない、体重が減らない、食欲減退が今ひとつ感じられないといった場合に考えられる具体的な原因として

・使用期間がまだ短い
・長期使用によって体が薬に慣れた(停滞期・増量のタイミング)
・マンジャロ頼みになっている(運動不足・食生活が改善できていない)
・個人的要因が影響している(睡眠不足・ストレス・極端な食事制限・基礎疾患など)
・現実と期待値とのギャップに直面している など

こうしたことが挙げられます。現状を分析して、ぜひ次の一手へとつなげましょう。なおマンジャロの開始用量である2.5mg(※1)は、体を薬に慣らし、副作用をできる限り抑えながら治療を進めるための最初のステップです。

そのため2.5mgで大きな体重減少が見られなくても、慌てずにじっくり取り組むことが大切です。体質などにより重篤な副作用を引き起こすリスクがあるため、自己判断で増量することは控えてください。

使用期間がまだ短い

マンジャロは、体内でホルモンバランスを調整し、代謝システムを改善することで効果を発揮する薬です。このプロセスに対する反応速度は個人の体質によって異なる可能性があります。添付文書では血糖値やホルモンにかかわる作用機序が示されていますが、体感や体重変化には個人差があることを理解しておきましょう。(※2)

またアンケート結果からもわかるように、個人差はありますが体重減少を実感するまで1〜2ヶ月、人によっては3ヶ月など一定期間、余裕を持っておくとよいでしょう。

長期使用によって体が薬に慣れた(停滞期・増量のタイミング)

マンジャロを継続的に使用している人が「効かない」と感じる場合、体が薬の作用に慣れて以前ほど変化を感じにくくなっている可能性があります。一時的に変化を感じにくくなるケースもありますが、体調変化や不安がある場合は自己判断せず医師に相談してください。(※3)

停滞期は増量を検討するタイミングでもありますが、一人ひとりの体質や経過など、さまざまな要素を踏まえた上で増量するかどうか判断することが大切です。

監修医コメント

長期使用中に効果を感じにくくなると訴えるケースもありますが、原因は用量・生活習慣・体調など複数考えられます。増量を検討するタイミングでもありますが、必ずしも増量が正しいとは限りません。まずは主治医と相談してみてください。

マンジャロ頼みになっている(運動不足・食生活が改善できていないなど)

「どうせマンジャロがあるから」と運動習慣や食生活の改善を取り入れずにいると、効果を実感しづらくなる可能性があります。(※2)マンジャロ使用中に食生活を見直すこと、適度な運動(筋トレやウォーキングなど)を取り入れて筋肉量を増やす・維持することなども並行して実践していきましょう。(※4)

監修医コメント

マンジャロだけに頼って体重を落とそうとすると、筋肉量が減って基礎代謝が低下する(脂肪が燃えにくくなる)可能性があります。結果として効かない(=体重が落ちづらい)と感じてしまう人もいるでしょう。

睡眠不足・ストレス・極端な食事制限・基礎疾患などが影響している

睡眠不足や慢性的なストレスによってホルモンバランスが乱れると、マンジャロの効果が十分に引き出されなくなる場合があります。たとえば、睡眠不足になると食欲ホルモン(グレリン)が増加し、食べすぎてしまう=薬効が打ち消されてしまうといったことが考えられます(※5)。

また極端なカロリー制限は代謝を低下させ、かえって痩せにくい体質を作ることになりかねません。(※6)マンジャロは食欲のコントロールを手助けする薬ですが、健康的な食事、適度な運動、十分な睡眠という基本的な生活習慣があってこそ、その効果を発揮します。

このほか臨床試験では、基礎疾患(2型糖尿病)を持つ人も、そうでない人に比べて体重減少幅が小さいことが報告されています。(※7)このようにマンジャロの効果には個人差があることも理解した上で、自分に合ったペースで治療を続けていくことが大切です。

現実と期待値とのギャップに直面している

SNSや広告では「マンジャロで劇的に痩せた」などの成功体験が共有されています。しかし実際に使い始めてみると、同じような結果が得られないケースは少なくありません。

たとえば、あなたは2.5mg、SNSで成功体験を共有している人は7.5mg(かつ投与開始時のBMIが高い人)だった場合、まったく同じ結果にはなりにくいでしょう。

「自分も同じように痩せるはず」と期待したものの、思うような結果にならなかった場合、「期待していたほど体重が減らない=効かない」と感じてしまう可能性があります。

マンジャロが効かないときの対策

医師に相談する患者

マンジャロが効かないと感じるときは、次のような対策を検討してみてください。なお増量は、より高いマンジャロの効果を得るためのステップですが、タイミングや増量後に起こる効果・注意点などを正しく理解しておくことが大切です。

2.5mgから5mgへの増量を医師に相談する

・2.5mgを4週間以上継続しているが、食欲減退を実感できない
・体重が完全に停滞し、体脂肪率も変化しない状態が続いている
・副作用が落ち着き、体が薬に慣れてきたと感じられる など

こうした条件に複数当てはまる場合は、主治医に増量の相談をしてみても良いかもしれません。現在の用量では十分な効果が得られていない可能性があるためです。(※2)

5mgへの増量が選択肢となる場合もありますが、効果や副作用の出方には個人差があり、増量したタイミングで吐き気などの副作用が強く現れることもあります。(※2)重大な副作用を引き起こすリスクがあるため自己判断での増量はせず、医師に相談してください。

監修医コメント

5mgへの増量のタイミングは、2.5mgの効果では物足りないと思ったとき(副作用ないことが前提)です。ただしおすすめできないケースもあるため、まずは医師にご相談ください。

食事量ではなく「食事内容」を見直す

食べる量が減ったのに体重が減らない場合、無意識に高カロリーな食品や糖質中心の食事になっている可能性があります。低GI食品の玄米、全粒粉パン、豆類などを選ぶと血糖値の急上昇が抑えられ、満腹感が持続しやすくなります。(※8)

また、タンパク質の摂取量を確保することも重要です。1日に体重1kgあたり1.2~1.5gを目安にタンパク質を摂取(※9)し、筋肉量を維持しながら代謝を保ちましょう。

水分摂取も忘れず、1日1.5~2Lを目安に水を飲んで便秘解消や満腹感をサポートしてください。(※10)

栄養素や水分の適切な摂取量については個人差があります。上記は一般的な例になりますので、主治医や管理栄養士といった専門家に相談の上、どの栄養素をどれくらい摂取するかといった目標を設定してください。

軽い運動で活動量を増やす

日常の動きを少し増やすだけでも体の反応が変わります。無理のない範囲で体を動かす習慣をつけましょう。たとえば1日トータル30分程度の散歩や、エレベーターではなく階段を使うといった「NEAT(非運動性活動熱産生)」を向上させると効果的です。(※4)

他の薬剤への切り替えを検討する

・効かないと感じる上に副作用が重く、日常生活にも支障をきたしている
・経済的負担に見合う効果が得られず、精神的ストレスが限界に達している など

こうした人は、主治医に他の治療の選択肢を相談してみてもよいかもしれません。たとえば副作用が生活に支障をきたしている場合、リベルサスやオゼンピックといった他の薬剤への切り替えが選択肢となる可能性があります

また2026年4月時点、日本では未承認ですが、処方開始が期待されている経口タイプのGLP-1受容体作動薬「オルフォルグリプロン」もあります(日本での承認状況や使用可否は最新情報を医師に確認してください)。

それぞれの薬には特性があり、薬剤ごとに副作用の種類や出方は異なります。より良い治療方法を探すため、切り替えの可否も含め医師に相談をしましょう。

監修医コメント

補足として「マンジャロ以上の効果を求めてリベルサスやオゼンピックに変更したい」という人も、最終的にマンジャロに戻ることがあります。

ただし注射への抵抗感が強い人や、ある程度体重が落ち着いてきて段々やめていくフェーズの人は、切り替えが検討される場合もあります。

また、持ち運びの観点で経口薬に一時的に切り替えるといったケースもあります。

▼「オルフォルグリプロン」についてはこちらで詳しく解説しています。
オルフォルグリプロンとは?リベルサス・マンジャロなどとの違い、効果・副作用・発売時期を解説

投与後5〜6日目に“食欲が戻る”のはマンジャロが効いていないから?

弁当を食べようとする女性

マンジャロを投与してから5〜6日目になると「食欲が戻った」と感じることがあるかもしれません。マンジャロは薬物動態上、投与後の日数によって血中濃度が変化します。食欲の変化には複数の要因が関係するため、不安がある場合は医師に相談してください。

投与後5〜6日で食欲が戻る理由

臨床試験で確認された血中濃度:2型糖尿病患者における反復投与試験[国内第III相試験(GPGO試験補遺)](日本人データ)

日本人2型糖尿病患者29例にチルゼパチド5mg、10mg又は15mgを週1回皮下投与(いずれの用量においても週1回2.5mgで投与を開始し、以後4週間ごとに2.5mgずつ増量)したとき、初回及び32週目投与後の薬物動態パラメータ及び血漿中濃度の推移は以下のとおりであった。

いずれの用量でもチルゼパチドを初回及び32週目投与後のtmaxの中央値は約24時間、t1/2は約5~6日であり、Cmaxはおおむね用量比例的に増加した。

引用:マンジャロ(チルゼパチド)インタビューフォーム

編集部注
※tmax(最高血中濃度到達時間)
※t1/2(tmaxから半減するまでの時間)
※Cmax(最高血中濃度)

上記はマンジャロの臨床試験の結果です。血中薬物濃度は約5〜6日で半減するため、それにともなって食欲が回復してくる可能性があります。このタイミングで食欲が戻ったと感じたときは、効かないのではなく「自力での食欲コントロールを試すチャンス」と捉えましょう。

マンジャロの効果・体重が減るメカニズム・副作用を知ることも大切

人差し指を立てる男性医師

マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、GIP/GLP-1受容体作動薬の一つで、日本では2型糖尿病治療薬として承認されている薬です(※1)。体内で分泌されるホルモンに似た働きをすることで、体重減少をサポートします。マンジャロがどのように作用し、どのようにして効果が現れるのかを知っておくことも大切です。

作用機序

マンジャロは、GIPとGLP-1という2つのホルモン受容体に同時に作用する薬です(※11)。胃の内容物が腸へ送られるスピードを遅らせることで、食後の満腹感が長く続きます。また脳の視床下部に働きかけることで食欲中枢を刺激し、食欲を抑える作用があります。

このほか、インスリン分泌を適切に促すことで血糖値の急上昇を防ぎ、脂質代謝を改善して肥満にともなう慢性的な炎症を抑える効果も持っています。(※12)(※13)(※14)

作用の概要

GIP
・膵β細胞に働きかけ、インスリン分泌を促す
・胃の動きをゆるやかにし、満腹感を保つ
・脳の満腹中枢に働き、食欲を抑える
・心臓や血管を保護する作用もあり

GLP-1
・インスリン分泌を助ける
・脂肪細胞に作用し、脂肪を燃焼しやすくする
・肝臓での糖や脂質の代謝を調整
・満腹感を高め、食欲を下げる作用もあり

マンジャロは「GIP」や「GLP-1」というホルモンと同じような働きをすることで、上記のような効果を発揮します。たとえば、持続的な食欲の抑制効果により「食べたい気持ちが自然に減った」「間食への欲求がなくなった」と実感する人もいるでしょう。

また、2型糖尿病治療薬として開発・承認された背景から『血糖コントロールの改善効果』もあり、実際、臨床試験ではHbA1c値の低下が報告されています(※15)。脂肪燃焼や代謝改善にも働きかけるため、内臓脂肪の減少や脂質異常症の改善が報告されることもあります(効果には個人差があります)。

体重が減るメカニズム

・空腹を感じにくくなるため自然と食事量が減る
・胃の働きが緩やかになる(内容物が胃に長く留まる)ことで腹持ちがよくなる
・エネルギー代謝が改善されることで脂肪が燃焼しやすく・蓄積されにくくなる

体重減少は、マンジャロが持つこうした作用・効果によってもたらされます。「空腹なのに目の前の食べ物を自分の意思で我慢する」といったダイエットと大きく異なる点です。ただし、このように食欲や胃排出に関わる作用が報告されていますが体重変化には個人差があります。

主な副作用・重篤な副作用・禁忌

主な副作用の例
・吐き気・嘔吐・食欲不振
・下痢・便秘・腹痛などの消化器症状
・倦怠感・めまい など


重篤な副作用の例
・低血糖
・急性膵炎
・胆嚢炎
・胆管炎
・胆汁うっ滞性黄疸
・アナフィラキシー
・血管性浮腫
・イレウス など


禁忌
・本剤の成分に対し過敏症の既往歴のある患者
・糖尿病性ケトアシドーシス、糖尿病性昏睡又は前昏睡、1型糖尿病の患者
 (インスリン製剤による速やかな治療が必須となるので、本剤を投与すべきでない)
・重症感染症、手術等の緊急の場合
 (インスリン製剤による血糖管理が望まれるので、本剤の投与は適さない)

マンジャロではこうした副作用が報告されています。重篤な副作用は発現率こそ低いものの(例:急性膵炎や胆管炎は0.1%未満)、放置したり気づくのが遅れたりすると致命的になりかねません。以下のような症状が現れたら速やかに医療機関を受診しましょう。(※1)(※16)

冷や汗、動悸、手足の震え、脈が速くなる、顔面蒼白、眠気(生あくび)、目のかすみ、けいれん、意識を失う、昏睡、異常な行動、全身のかゆみ、喉のかゆみ、蕁麻疹、ふらつき、喉がつまる感じ、息苦しい、声が出にくい、唇・まぶた・舌・口の中・顔・首が急に腫れる

また、禁忌に該当する場合は事前に医師に申告してください。

監修医

当クリニックでは、以下のような患者さまにマンジャロ治療をお控えいただいております。

・妊娠中・授乳中の人、および妊娠を計画されている人
胎児および乳児への安全性が確立されていないため、当院では投与を控えていただいております。健康的なダイエット以前に、母体と赤ちゃんの安全を最優先とする方針です。

・甲状腺髄様癌(ずいようがん)や、多発性内分泌腫瘍症2型(MEN2)の家族歴がある人
GLP-1受容体作動薬の特性上、これらの既往や家族歴がある人にはリスク管理の観点から推奨しておりません。

・すでに糖尿病(DM)の診断を受けている人
当院は自由診療による肥満外来を行っておりますが、すでに糖尿病を発症されている人は、合併症の管理を含めた継続的な「保険診療」による専門的治療が不可欠です。そのため、当院での自由診療ではなく、まずは保険適用の医療機関にて適切な治療を受けられるようご案内しております。

▼症状がつらいときは自己判断せず医師に相談してください。
マンジャロ・リベルサスの胃腸症状に効く各種サポート薬 取り扱い開始 吐き気どめ、便秘薬など

▼マンジャロの副作用や危険性については、こちらでも詳しく解説しています。
マンジャロの副作用と対処法|自由診療経験者200人への独自アンケートでは「吐き気・嘔吐」が24%
マンジャロの危険性|死亡例との因果関係は?適応外使用のリスクや重大な副作用まで後悔しないための基礎知識

マンジャロが効かないときにチェックしたいQ&A

注射器とQ&Aの文字

Q:痩せ・低体重(BMI18.5未満など)の人はマンジャロが効かない?

米国糖尿病学会(ADA)等で発表された「SURPASS」および「SURMOUNT」試験の事後解析では「ベースラインのBMIに関わらず、プラセボと比較して一貫した体重減少効果と血糖改善効果が認められる」と報告されています。(※7)(※17)元のBMIが低いと効果が得られにくいとする根拠は確認できませんでした。

そもそもマンジャロが食欲を抑えるメカニズムは、脳の満腹中枢を刺激し、胃の動きを強制的に遅くするという物理的・ホルモン的な作用です。したがって仮にBMI18.5未満の痩せでも、食欲減退といった効果は実感できるかもしれません。(※2)

しかしそれは推奨されるものではなく、むしろ健康リスクをともなう可能性があります。痩せている人が使用すると必要な基礎代謝分のカロリーすら摂取できなくなり、筋肉量の低下や重い副作用の症状を招くおそれがあるためです。こうした理由からも安易な使用はおすすめできません。(※18)

Q:マンジャロが効かない(効きづらい)のはどんな人?

・使用期間がまだ短い
・長期使用によって体が薬に慣れた(停滞期・増量のタイミング)
・マンジャロ頼みになっている(運動不足・食生活が改善できていない)
・個人的要因が影響している(睡眠不足・ストレス・極端な食事制限・基礎疾患など)
・現実と期待値にギャップがある など

こうした人は、マンジャロの効果を感じにくい可能性があります。

Q:マンジャロはどれくらいで効果が現れる?

・【食欲減退】を感じた人:投与から2〜3日後と回答した人が約4割
・【体重減少】を感じた人:1ヶ月以内と回答した人が6割

当クリニックが実施したアンケート結果では、食欲減退を感じた人は投与から2〜3日後が最多でした。ただし当日〜翌日には感じられたという人もいるため、個人差があるのが現実です。

同様に、体重減少を実感した人は1ヶ月以内が最多でした。一方、2ヶ月目以降や3ヶ月目以降という人もいたことから、やはり個人差があると言えます。

▼マンジャロの効果がいつ現れるのかについては、こちらで詳しく解説しています。
マンジャロの効果が出るまで何日かかる?臨床データ・薬理作用・医師への相談目安などを解説【医師監修】

当クリニックでは医師の診断のもと「患者さま一人ひとりに合った」治療プランを提案

マンジャロが効かないと感じる原因はさまざまです。投与開始直後の場合は、まずは食欲減退などの効果を実感し始めるまで少し様子を見てみてください。2.5mgを1ヶ月継続したり、5mgに増量したりしても効かないと感じているときは、一度主治医に相談しましょう。

当クリニックでは医師によるオンライン診療サポートを実施しています。「マンジャロが効かない」と感じていて不安がある場合は、医師の診察で適応やリスクを確認してください。

本記事で紹介しているマンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、日本では2型糖尿病治療薬として承認されていますが、ダイエット目的での使用は承認された効能・効果の範囲外です。当クリニックでのマンジャロ処方は自由診療です。標準的な治療期間、投与回数、主なリスク・副作用については、診療ページまたは下表をご確認ください。また、承認された効能・効果、用法・用量と異なる目的で使用した場合、健康被害が生じても医薬品副作用被害救済制度の対象とならない可能性があります。使用にあたっては医師の診察・判断を受けてください。

▼オンライン診療のご予約はこちら
マンジャロ処方(オンライン診療)|【公式】マルベルクリニック東京

マンジャロを自由診療で使用する場合の注意事項
治療内容医師の診察により、2型糖尿病治療薬として国内承認されているマンジャロを、自由診療として体重管理目的で使用する場合があります。
国内承認の状況マンジャロは日本国内では2型糖尿病治療薬として承認されていますが、ダイエット目的での使用は承認された効能・効果の範囲外です。
公的医療保険自由診療のため、公的医療保険は適用されません。
治療期間・回数週1回の皮下注射を行います。治療期間や投与回数は、医師が診察のうえ体調・副作用・治療方針に応じて判断します。
主なリスク・副作用悪心、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、食欲低下、低血糖、急性膵炎、胆のう炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸などが報告されています。
入手経路当クリニックで使用するマンジャロは、国内で承認・流通している医薬品を医師の判断のもとで使用します。
国内承認医薬品等の有無同一成分のチルゼパチドを含む医薬品として、マンジャロが2型糖尿病治療薬として国内承認されています。ただし、体重管理目的での使用は承認範囲外です。
諸外国における情報海外では体重管理を目的としたチルゼパチド製剤が承認されている国がありますが、承認状況・適応・安全性情報は国により異なります。
救済制度承認された効能・効果、用法・用量と異なる目的で使用した場合、健康被害が生じても医薬品副作用被害救済制度の対象とならない可能性があります。

(注釈・参考文献)
※1:https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00070640
※2:https://www.pmda.go.jp/PmdaSearch/rdDetail/iyaku/2499422G1024_1?user=1
※3:https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC10087310/
※4:https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/exercise/s-02-003.html
※5:https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3466797/
※6:https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4989512/
※7:https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(23)01200-X/abstract
※8:https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC12691718/
※9:https://jamanetwork.com/journals/jamainternalmedicine/fullarticle/2836527
※10:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/9684123/
※11:https://medical.lilly.com/jp/mounjaro
※12:https://www.ncbi.nlm.nih.gov/books/NBK585056/
※13:https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC11704219/
※14:https://pubmed.ncbi.nlm.nih.gov/41032183/
※15:https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(21)01324-6/abstract
※16:https://jp.lilly.com/diabetes_consumer/assets/pdf/ld_patient/pp-tr-jp-2313.pdf
※17:https://diabetesjournals.org/diabetes/article/71/Supplement_1/719-P/146191/719-P-Tirzepatide-Induces-Weight-Loss-in-Patients
※18:https://www.jds.or.jp/uploads/files/document/info/jds_statement_GLP-1.pdf

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マルベルクリニック東京コラム編集部
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