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マンジャロの打ち方|失敗や痛みを減らすコツと3つの確認サイン【初心者向け】

「マンジャロの自己注射、本当にこれで合ってる?」「薬が入ったかわからない」「高い薬を無駄にしたらどうしよう」。初めての自己注射は、痛みへの恐怖や失敗への不安でいっぱいになるものです。

この記事では、マンジャロの正しい打ち方を5ステップで解説します。痛みを軽減する「30分前の準備」、注入完了を確認する「2回のカチッ音」など、初心者に向けて優しくアドバイス。

液漏れや空打ちへの対処法や使用後の廃棄方法なども紹介しているので、不安を解消して自己注射に臨みましょう。

【最初に】自己注射の痛みと失敗を抑える「30分前」の準備

自己注射でもっとも多い不安は「痛み」と「高価な薬を無駄にしてしまうこと」です。マンジャロは自由診療で1本あたりの値段が高いため、失敗へのプレッシャーは大きいかもしれません。

しかし、注射の30分前から適切な準備をすることで、痛みや失敗のリスクを軽減しながら投与できます。

マンジャロを冷蔵庫から出して30分置いておく

冷たいままの薬液を注入すると、皮膚や皮下組織が刺激を受けて痛みを感じやすくなります。冷蔵庫から取り出したマンジャロは、遮光袋に入れたまま室温30℃以下の環境で30分ほど置いておきましょう(※1)。

この待ち時間は心の準備にもなり、焦りによるミスを防ぐ効果もあります。ただし、直射日光や暖房器具の近くに置くことは避けましょう。

(※1)30℃を超える場所では保管できません。また痛みを少しでも軽減するためのアドバイスであり、本来は打つ直前に冷蔵庫から出しても問題ありません(何分待たなければならないという決まりもありません)。

注射部位の選び方:お腹vs太ももvs上腕

注射部位によって、痛みの感じ方や打ちやすさが異なります。初心者には皮下脂肪が厚く安定して打てるお腹がおすすめです。

また、太ももは座った状態で打てるため、安定した姿勢が取りやすいメリットがあります。上腕は角度の確保が難しいことから、他者(操作方法の訓練を受けた方)に打ってもらうことが推奨されています。

・お腹:へそから少し離れた場所を選ぶ。皮下脂肪が厚く初心者でも痛みが少ない
・太もも:外側の中央部分が適切。座った状態で打ちやすく、一人でも安定する
・上腕:角度の確保が難しいため、他者(操作方法の訓練を受けた方)に打ってもらう

毎回同じ場所に打ち続けると皮膚への負担がかかってしまいます。左右交互や位置をずらすローテーションを心がけてください。クリニックを受診した際、医師にどこに打つのがよいか相談してみるのもよいでしょう。

【5ステップ】マンジャロの正しい打ち方|音と目視で確認

手順を間違えると、薬液が体内に入らない空打ちのリスクがあるため注意が必要です。マンジャロのアテオスは、2回の「カチッ」という音や、灰色のゴムピストンで正しく注入できたかが確認できます。

ステップ①:手を洗い注射部位をアルコール消毒する

先に手をよく洗ってから、アルコール綿で注射部位を円を描くように拭いておきましょう。消毒と乾燥の両方を徹底することが、安全な自己注射の基本です。

ステップ②:キャップを外して薬液・針の状態を確認

灰色キャップをまっすぐ引き抜きます。このとき、ひねらずにまっすぐ引くのがポイントです。薬液が透明で濁りがないか、異物が混入していないかを目視で確認してください。この段階では針はまだ見えない構造になっているため、安心して作業を進められます。

▼注意
灰色キャップを外したあとは絶対に付け直さないでください(針を破損させる原因となります)。またキャップを外すと無菌状態ではなくなるため、そのまま保管することも避けてください。

ステップ③:ペンを垂直に押し当ててロックを解除

皮膚に対し、90度の角度で透明な底面を皮膚にしっかりと当てたまま、緑色の目印をロック解除の方向に止まるまで回し、ロックを解除します。皮膚をつまむ必要はありませんが、痩せ型で皮下脂肪が薄い方には例外的な対処方法があります(後述)。

ステップ④:注入ボタンを押し切り「2回のカチッ音」を待つ

紫色の注入ボタンを押し、そのまま待ちます。

・1回目の「カチッ」で注射開始
・2回目の「カチッ」で注射完了

紫色の注入ボタンを奥まで押し込むと、1回目の「カチッ」という音がします。これは注入開始の合図で、ここで指を離すと空打ちになってしまいます。そのまま押し続け、2回目の音が聞こえたら注入完了です。

ステップ⑤:針を抜いてペン内部の状態を確認

垂直にゆっくり針を抜いたあと、ペンの窓から灰色のゴムピストンが見えているか確認します。見えていれば注入が完了しています。ステップ④で「カチッ」という音が聞こえなかった方も、これが確認できれば全量を投与できたという目安になります。

痛みを軽減するマンジャロの打ち方のコツ5つ

痛みをできる限り抑えるための工夫を紹介します。特に針への恐怖心が強い方や、過去に痛い経験をした方は、これらのコツを実践してみてください。

①常温に戻す+アルコール完全乾燥

冷たい薬液と湿った皮膚は痛みの二大原因です。30分の常温戻しとアルコール乾燥の10秒待ちを守るだけで、体感する痛みが変わります。この2つは効果も高く、手軽に実践できる痛み対策です。

②注射前の深呼吸とリラックス姿勢

筋肉が緊張すると針の刺激を強く感じやすくなります。椅子に座り、肩の力を抜いて3回深呼吸してから注射しましょう。「同じ曜日・同じ時間・同じ場所」というルーティンを作ると、心理的な安定感も得られます。

③お腹の場合:へそから指2〜3本分離れた柔らかい部位を選ぶ

骨や筋肉に近い場所は痛みを感じやすいため、注射前に指で押して柔らかさを確認します。へそから指2〜3本分離れた位置で、つまんだときに脂肪の厚みを感じる場所が理想的です。

④「つまむべきか論争」への現実的な回答

基本的につまむ必要はありません。しかし、痩せ型の方や腹部の皮下脂肪が薄い方は、確実に針が届くよう軽く皮膚をつまんだほうが入りやすいとされています。

このとき、強くつまみすぎないことがポイントです。またペンの密着度を高めることで、空打ちを防ぎましょう。不安な方は、初回を打つ前に医師に相談してください。

⑤注射後は揉まず、軽く押さえるだけ

注入後に揉むと内出血や痛みが悪化する可能性があります。清潔なガーゼやティッシュで10秒ほど軽く押さえる程度にとどめましょう。

「失敗したかも…?」を解消する3つの確認ポイント

注射直後に「本当に薬が入ったのか」と不安になることは珍しくありません。以下の3つの確認ポイントをチェックすれば、失敗かどうかを判断できます。

確認①:2回目の「カチッ」を聞いたか

もっとも重要な成功サインです。1回目の音で離してしまうと、薬液の大半が未注入になります。不安な場合は、ボタンを押したあとに時計などで10秒を測る習慣をつけましょう。注入は長くても10秒以内に完了するため、焦らず待つことが大切です。

確認②:灰色のゴムピストンが窓から見えるか

2回目の「カチッ」という音が聞こえなかった場合でも、ペンの窓から灰色のゴムピストンが見えていれば注入は完了しています。中途半端な位置で止まっている場合は、注入が不完全な可能性があります。

確認③:針先に薬液が付着していた場合は?

針先に薬液が付着していることがありますが「しずく」程度であれば問題ありません(針には絶対に触れないでください)。ただし、皮膚の上に大量にあふれた場合は失敗の可能性があるため、自己判断で追加投与せず医師に相談してください。

マンジャロの打ち方についてよくあるトラブルとQ&A

マンジャロの打ち方に関して、患者様からよくいただくトラブル報告や質問とその答えをまとめました。こちらもぜひ参考にしてください。

Q1:打った後に血が出た、青あざができた

少量の出血や内出血は、毛細血管を傷つけたことによるものです。アルコール綿で軽く押さえて止血しましょう。青あざは数日で自然に消えますが、大量出血や腫れがひどい場合はクリニックを受診してください。

Q2:液が皮膚の上にあふれてしまった(液漏れ)

液漏れの主な原因は、ペンの押し当てが弱く針が刺さっていなかったことや、2回目の音が鳴る前に針を抜いてしまったことです(追加投与は絶対NGです)。次回の投与日まで待ち、医師に報告して指示を仰いでください。

Q3:キャップをしたまま注入ボタンを押してしまった

キャップ内に薬液が噴出している場合、体内には入っていません。そのペンは使用済みとして廃棄し、クリニックへ連絡して予備の処方を相談しましょう。

Q4:打ち忘れた・予定日がずれそう

次回投与までの期間が3日間(72時間)以上ある場合
 ⇒気づいた時点で直ちに投与し、その後はあらかじめ定めた曜日に投与する
次回投与までの期間が3日間(72時間)未満の場合
 ⇒投与せず、次のあらかじめ定めた曜日に投与する

上記は「アテオス」で打ち忘れた、予定日がずれそうといったときの対処方法です。2回分をまとめて打つことは絶対に控えてください。また投与する曜日を変更したい場合は、事前に医師に相談してください。

Q5:旅行・出張時の持ち運びと保管

保冷バッグと保冷剤で冷蔵状態を維持してください。凍らせると薬が変質するため注意が必要です。機内持ち込みの場合は、診断書や処方箋のコピーを携帯しましょう。ホテルの冷蔵庫では、冷気吹き出し口を避けてドアポケットに保管するのがベストです。

使用済みペンの正しい捨て方・正しい保管方法

ペンの正しい処分方法を説明します。使用後に自動で針が本体内に戻る設計となっていますが、廃棄の際は必ず針が出ていないことを確認してください。また、底面から本体内に指が入らないよう注意してください(針に触れてしまうおそれがあります)。

医療廃棄物としての処理方法

そのまま廃棄できない自治体が多いため、必ずお住まいの自治体のホームページ等で確認してください。可燃ごみなどで処分できないときは、自治体のルールに従い近くの薬局に持ち込むか、回収ボックスが設置されていればそちらを利用しましょう。(※2・※3)

(※2)参考:千葉市:使用済み注射針などの回収
(※3)参考:在宅医療廃棄物(使用済み注射針)|東京都北区
※当クリニックでは受取対応をいたしておりません。

未使用分の保管は「冷蔵庫ドアポケット」推奨

冷気が直接当たる冷蔵庫の奥や、製氷室付近は凍結リスクがあるため避けてください。ドアポケット(2〜8℃)での保管が推奨されています。遮光袋に入れたまま保管することで、光による劣化も防げます。

なお冷蔵できる環境がない場合は、30℃以下の室温(遮光下)で保管し21日以内に使用するようにしてください。

マンジャロを安心して続けるためのセルフ管理

マンジャロを安心して継続していただくため、当クリニックでは次のようなセルフ管理を推奨しています。

毎回チェックしたい3項目

継続的な治療を安全に行うために、毎回以下の3項目をチェックしましょう。

1. 体調:発熱・強い吐き気がある日は打たず、医師に相談する
2. 注射部位:前回の跡が赤く腫れていないか確認する
3. 副作用:吐き気・下痢・めまいなどの変化を記録する

簡単な記録方法の提案

スマホのカレンダーやメモアプリに「注射日時」「部位」「用量」「体重(毎週同じ条件で測定)」「気になった症状」などを記録しておきましょう。診断時に、医師が投与量調整の判断材料として活用できる貴重な情報源となります。

すぐ受診すべき症状

以下の症状が現れた場合は、すぐに医療機関を受診してください。

強い腹痛が続く
激しい嘔吐・下痢で水分が取れない
・注射部位の強い腫れ・熱感
意識がもうろうとする(低血糖の可能性)

当クリニックはオンラインサポート体制が万全!マンジャロの打ち方に不安がある方もご安心ください

マンジャロの自己注射を成功させるためには、以下の3つを心がけてください。

1. 「30分常温下に置く」と「2回のカチッ」を合言葉に
2. 失敗時は自己判断で追加投与せず必ず医師に相談
3. 毎週の記録で体の変化を可視化し、安全な継続を

マンジャロは、医師の指示に従い正しく使用することが大切です。不安な点は一人で抱えず、次回受診時に「正しく注射できているか、様子を見てもらえますか?」などとお願いするのもよいでしょう。

なお当クリニックでは、患者様に不安や疑問を気兼ねなく相談していただけるよう、医師によるオンライン診療サポート体制を整えています。マンジャロの打ち方に不安がある方も、どうぞお気軽にご相談ください。

▼24時間受付・1分で予約完了!当クリニックのマンジャロ処方はこちらをご覧ください。
マンジャロ処方(オンライン診療)|【公式】マルベルクリニック東京

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