「マンジャロを打ったのに食欲が減らない」「SNSでは劇的に痩せたと書いてあるのに、自分には効いていないのかも」といった不安を感じていませんか?マンジャロの効果を実感するまでには個人差があります。特に2.5mgは体を慣らすための導入量であり、劇的な減量を期待する用量ではありません。「すぐに痩せない=失敗」ではなく、まずは正しい知識を身につけることが大切です。
本記事では、マンジャロの効果が出るまでの期間の目安、2.5mgと5mgそれぞれの体重減少量の目安、投与後の体の変化などを詳しく解説します。また「効果が出ない」と感じる理由とその対処方法、副作用との向き合い方まで網羅的にお伝えしていきます。
マンジャロとは
マンジャロ(一般名:チルゼパチド)は、GLP-1とGIPという2つのホルモン受容体に同時に作用する、2型糖尿病治療薬です(※1)。脳の満腹中枢に作用して食欲を抑制したり、胃の内容物の排出を遅らせて満腹感を持続させたりするほか、血糖値を安定させるといった作用があります。これらの作用が複合的に働くことで摂取カロリーを減らし、体重減少を促します。マンジャロについての詳細は、こちらもご覧ください。
▼マンジャロ処方(オンライン診療)
https://mulbell.online/medical-diet/mounjaro/
マンジャロの効果が出るまでの期間と体重減少量の目安【2.5mg・5mg容量別】

マンジャロの効果が出るまでの期間や、どれくらい体重が減少するのかといった具体的な数値は、個人差が大きいため正確には導き出せません。そのため、2.5mgと5mgを使用した場合のそれぞれの目安を解説します。
効果が出るまでの期間
マンジャロの2.5mgでは、個人差はありますが投与から1〜2日ほどで食欲減少といった効果を感じられる可能性があります(本記事「5〜6日目に【食欲が戻る】のは効いていないから?」もご覧ください)。
また5mgは、すでに週1回2.5mgを4週間投与した人が増量する用量(※1)のため、すでに効果は実感できていると考えるのが通常です。
体重減少量の目安
2.5mgは薬剤に体を慣らす導入量として位置づけられているため、減量を期待する用量ではありません。中には減量する人もいますが、効果は個人差が大きく、体質や生活習慣によっても変わります。
なお「マンジャロ2.5mgを1ヶ月継続して1〜2kg程度減少した」「5mgで1ヶ月2〜4kg程度減少した」などの情報も散見されますが、公的な臨床試験結果は見当たりません。実際は個人差が非常に大きいことを理解しておく必要があります。
また、SNSで見かける極端な減量結果は稀有なケースです。筋肉量を落とさず減量していく現実的なペースとして、月2〜4kgを目標にすると、継続的な成功につながりやすくなります。(※2)(※3)
マンジャロの投与後に体に起こる変化をタイムラインで整理
マンジャロの投与を開始してから体に起こる変化を整理しました。なお、ここではあくまで一般的な例をまとめています(個人差があります)。
投与当日〜1週間|準備期間
投与当日から最初の1週間は、体がマンジャロに慣れていくための準備期間です。食欲に関しては、変化を感じる方もいれば、あまり変化を感じない方もいます。また体重についても、減る人・変化がない人がいます。(※1)(※2)
この期間に観察すべきポイントは副作用の程度などです。焦らず、体の微細な変化に注意を向けましょう。
2〜4週間程度|徐々に変化が現れる
添付文書などの公的資料には明記されていませんが、臨床現場での観察に基づくと、一般的に投与開始から2週間目頃を目安に食欲減少を実感し始める方が増えてくるようです。間食の回数が減り、1回の食事量が以前より少なくても満足できるようになる方もいるでしょう。
4週間経過後は効果を評価するタイミングです。2.5mgから5mgへの増量は医師に相談して決定しましょう。
1〜3ヶ月|体重減少を実感しやすい
1〜3ヶ月経つと、体重減少を実感しやすくなります。2ヶ月目以降、停滞期に入る方も出てきますが、体重が一時的に減らなくなっても、それが直ちに失敗というわけではありません。(※2)
この時期は、体重以外の指標(体脂肪率の低下や体調の改善、服のサイズダウンなど)にも目を向けることで、モチベーションを維持していきましょう。
3ヶ月以降|維持フェーズと再増加予防
3ヶ月を過ぎると治療は維持フェーズに入ります。体重減少のペースは緩やかになるかもしれませんが、正常な経過と捉えましょう。(※4)
この時期に重要なのは、将来的にマンジャロの使用を中止したあとのリバウンドを防ぐためにも、健康的な食習慣と運動習慣を確立することです。
マンジャロの効果が出ないと感じる理由・対処方法

マンジャロが効いていないと感じる理由としては、単に体が薬剤に慣れてきたというだけでなく、次のようなことも考えられます。対処方法とあわせて解説します。
2.5mgは痩せる効果が大きいと誤解している
2.5mgは「効かせるための用量」ではなく、副作用を抑えつつ「体を薬に慣らすための用量」です。2.5mgで減量を経験する人もいますが、基本的に導入量であるため、劇的な減量はあまり期待できません。そのため痩せなくても、不安や焦燥感は不要です。
体重だけを成果指標にしている
体重計の数字だけに執着すると、治療の本当の成果を見逃してしまうおそれがあります。マンジャロの効果は食欲の減少、間食頻度の低下、体脂肪率の改善、疲れにくさなど多面的に現れます(運動や生活習慣の改善などにも取り組んでいる場合)。(※2)
また、体重は水分量だけで前後1kg変動することもある(※5)ため、毎日測定すると一喜一憂してしまいます。週1回の定点測定で傾向を見る習慣をつけることで、より正しく効果を評価できるでしょう。このほか、服のフィット感や鏡で見た体型の変化、周囲からの反応なども重要な指標となります。
生活習慣の影響を無視している
睡眠不足や過度なストレス、極端な糖質制限は、マンジャロの効果を相殺するおそれがあります。たとえば、睡眠不足になると食欲ホルモン(グレリン)が増加し、薬効が打ち消されてしまうことがあります(※6)。
また極端なカロリー制限は代謝を低下させ、かえって痩せにくい体質を作ることになりかねません(※7)。マンジャロは食欲のコントロールを手助けする薬ですが、健康的な食事、適度な運動、十分な睡眠という基本的な生活習慣があってこそ、その効果を発揮します。
SNS情報との比較で期待値が歪んでいる
SNSで見かける「1ヶ月で10kg減」などの体験談は極端なケースです(※2)。このような情報に影響されると、自分の減量ペースが遅いと感じ、不必要な焦りを感じてしまいます。他人の成功体験に引きずられず、自分のペースを信じて続けることが大切です。
またSNSでは成功例が多く投稿される一方、うまくいかなかった例はあまり表に出ないという選択バイアスがあることも理解しておきましょう。
5〜6日目に【食欲が戻る】のは効いていないから?

マンジャロを投与してから5〜6日目になると「食欲が戻った」と感じるかもしれません。しかしこれは効いていないのではなく、正常な薬物動態(薬物が体内で吸収されて体外に排出されるまでの経時的な動き)です。
臨床試験で確認された血中濃度2型糖尿病患者における反復投与試験[国内第III相試験(GPGO試験補遺)](日本人データ)
日本人2型糖尿病患者29例にチルゼパチド5mg、10mg又は15mgを週1回皮下投与(いずれの用量においても週1回2.5mgで投与を開始し、以後4週間ごとに2.5mgずつ増量)したとき、初回及び32週目投与後の薬物動態パラメータ及び血漿中濃度の推移は以下のとおりであった。
いずれの用量でもチルゼパチドを初回及び32週目投与後のtmaxの中央値は約24時間、t1/2の幾何平均値は約5~6日であり、Cmax及びAUC0-168の幾何平均値はおおむね用量比例的に増加した。
引用:マンジャロ(チルゼパチド)インタビューフォーム
編集部注
※tmax(最高血中濃度到達時間)
※t1/2(tmaxから半減するまでの時間)
※Cmax(最高血中濃度)※AUC0-168(投与から168時間/7日間後までの血中における薬の総曝露量)
このことから、マンジャロの血中薬物濃度は約5〜6日で半減することが分かります。投与1〜2日頃から5〜6日目にかけて徐々に作用が低下し、それにともなって食欲が回復してくることが考えられます。
投与後5〜6日頃は「自分の意思で食べる量を調整するための練習期間」と捉えることができます。「食欲が戻った=失敗」ではなく、自力での食欲コントロールを試すチャンスと考えましょう。
マンジャロの効果を高める打ち方・実践のポイント
マンジャロは、正しく打ってこそその効果が得られます。
正しい打ち方
1.投与前には必ず手を洗い、注射部位をアルコール綿で消毒する
2.注射器の灰色キャップを外す
3.底面(針が出るほう)を皮膚に密着させ、ロックを解除する
4.紫色の注入ボタンを押して、そのまま待つ
※1回目の「カチッ」という音で注入開始
※2回目の「カチッ」という音で注入完了
5.注射器の透明な部分に、灰色のゴムピストンが見えていれば成功
マンジャロは腹部、太もも、上腕の外側など、皮下脂肪が十分にある部位に自己注射します。同じ場所への連続投与は避ける(毎回異なる部位に打つ)ことで、皮膚への負担を軽減できます。
マンジャロの打ち方や痛みを軽減するコツについては、以下の記事もご覧ください。
▼マンジャロの打ち方・痛みを減らすコツを解説しています。
マンジャロの打ち方|失敗や痛みを減らすコツと3つの確認サイン【初心者向け】
打ち忘れ対策
打ち忘れを防ぐには、曜日と時間を固定するのが効果的です。「毎週月曜日の夜9時」のように具体的に決めて、スマホのリマインダーやカレンダーアプリに登録しましょう。
万が一打ち忘れた場合、次回投与まで丸々3日間(72時間)以上あるときは気づいた時点で直ちに1回分を投与し、その後はあらかじめ決められた曜日に投与してください。次回投与まで丸々3日間(72時間)未満の場合は、忘れた分は投与せず、次の投与予定日に1回分を投与してください。(※8)
【例】毎週金曜注射で2024/03/01(金)に1回分投与後、03/08(金)投与を忘れて…
・現在03/10(日)→ 03/10(日)に03/08投与分を投与し、予定通り03/15(金)に1回分投与
・現在03/12(火)→ 03/12(火)に03/08投与分を投与し、予定通り03/15(金)に1回分投与
・現在03/13(水)→ 03/08(金)投与分は投与せず、予定通り03/15(金)に1回分投与
2回分をまとめて投与することは絶対に控え、不明点があれば必ず医師に相談しましょう。
副作用を抑えつつ効果を引き出す食事のコツ
副作用をなくすことはできませんが、少しでも抑えつつ効果を引き出すには、高タンパク質・低脂質の食事を心がけましょう(※9)。タンパク質は満腹感を持続させ、筋肉量の維持にも役立ちます。脂質の多い食事は胃もたれや吐き気を悪化させるため、控えめにしてください。
また1回の食事量を減らし、1日4〜5回といった少量頻回食にすることで、胃への負担を軽減できます(※10)。あわせて脂質の質にも注意しましょう。揚げ物やバターよりも魚やナッツ、オリーブオイルなどの良質な脂質を選ぶのがおすすめです。下痢の症状が出ている方は、脱水を防ぐため1日2Lを目安に水分を摂取しましょう(※11)。
軽い運動の継続と睡眠時間の確保も重要
ウォーキングやストレッチなどの軽度な運動は、筋肉量の維持に役立ち、基礎代謝の低下を防ぐことにもつながります。1日20〜30分の散歩でも効果が期待できます。(※12)
また睡眠不足は食欲ホルモンのバランスを崩し、薬効を低下させるおそれがあるため、1日7〜8時間といった睡眠時間の確保も意識したいポイントです(※13)。あわせて深呼吸や腹式呼吸、趣味の時間を持つといったストレス解消方法を取り入れ、ストレス食いを予防しましょう。
週1で振り返るための記録テンプレート

治療の進捗を客観的に把握するため、また治療へのモチベーションを維持し、気になる些細な点を忘れないためにも、1週間ごとの振り返り記録をつけることをおすすめします。
記録をつけることで、体重の変化パターン、食欲の変動サイクル、副作用の推移などが可視化され、医師も増量や継続の判断をしやすくなります。記録は手書きでも、スマホのメモアプリなどでも構いません。継続しやすい方法を選びましょう。
マンジャロの副作用との向き合い方と対処方法

マンジャロの効果を得るためには、副作用にも向き合っていかなければなりません。無理なく継続するため、また正しく効果を得るためにも、副作用について詳しく理解しておきましょう。
よくある副作用と対処法
吐き気:少量頻回食に変える、脂質を控える
便秘:1日2Lの水分を摂取する、食物繊維を意識的に摂る、軽い運動を取り入れる
下痢:BRAT食(バナナ・米・りんご・トースト)を取り入れる、電解質を補給する
倦怠感:十分な睡眠を確保する、無理な運動を避ける など
副作用の多くは、体が慣れることで軽快していきます。しかし症状が強い場合や長く続く場合は、医師に相談してください。特に、日常生活に支障をきたすほど強いときは我慢せず、早めに相談することが大切です。
吐き気がひどいときは少量頻回食とあわせて、脂っこい食べ物を控えるようにしてください。また、下痢が起こると水分とともに電解質が失われやすくなるため、スポーツドリンクなどで水分補給することも忘れないようにしましょう(ただし糖分の摂取過多にはご注意ください)。
▼当クリニックではマンジャロの胃腸症状に効くサポート薬を取り扱っています。
マンジャロ・リベルサスの胃腸症状に効く各種サポート薬 取り扱い開始 吐き気どめ、便秘薬など
すぐに受診すべきサイン
・低血糖(頻度不明)
脱力感、高度の空腹感、冷汗、顔面蒼白、動悸、振戦、頭痛、めまい、嘔気、視覚異常など
・急性膵炎(0.1%未満)
嘔吐をともなう持続的な激しい腹痛、持続する吐き気と嘔吐など
・胆嚢炎(頻度不明)
右の肋骨下あたりの激しい痛み、背中や右肩に抜けるような痛み、吐き気、嘔吐、発熱など
・胆管炎(0.1%未満)
右上腹部の痛み、発熱、黄疸など
・胆汁うっ滞性黄疸(頻度不明)
白目や皮膚が黄色くなる、尿の色が濃くなる(紅茶やウーロン茶のような色)、便の色が白っぽくなる、
全身に強いかゆみが出るなど
・アナフィラキシー(頻度不明)
全身のじんましん、赤み、かゆみ、声のかすれ、喉の締め付け感、ヒューヒューという呼吸音、
息苦しさ、立ちくらみ、意識が遠のく(血圧低下)など
・血管性浮腫(頻度不明)
まぶた、唇、舌、喉などが局所的にかつ突然、不自然に腫れ上がるなど
・イレウス(頻度不明)
異常な膨満感、差し込むような強い腹痛、便やガス(おなら)がまったく出なくなる、食べたものを
何度も吐き戻すなど
これらはマンジャロの重大な副作用とされています(※1)。症状に心当たりがある場合、または判断に迷う場合は、速やかに医療機関を受診してください。
救急車を呼ぶかどうか迷ったときは「#7119」(救急安心センター)に電話をすると、医師や看護師が緊急性を判断し、救急車の手配や医療機関の案内などをしてくれます。
マンジャロの副作用については、以下の記事でも詳しくまとめています。あわせてご覧ください。
▼マンジャロの副作用と対処方法を解説しています。
マンジャロの副作用|症状別タイムラインと危険サインの見分け方
注意すべき併用薬・既往歴
マンジャロには、注意すべき併用薬や既往歴があります。安全に使用するためにも、以下の点は必ず確認し、当てはまる方は事前に医師に申告してください。
注意すべき併用薬
・糖尿病用薬(低血糖の発現に注意)
ビグアナイド系薬剤/スルホニルウレア剤/速効型インスリン分泌促進剤/
α-グルコシダーゼ阻害剤/チアゾリジン系薬剤/DPP-4阻害剤/インスリン製剤/SGLT2阻害剤等
・経口避妊薬(経口避妊薬の効果を減弱させるおそれがある)
・クマリン系薬剤(ワルファリンのtmaxが遅延/出血をともなうINR増加が報告)
ワルファリンカリウム
これらは併用注意とされている薬です(※1)。服用している方は、必ず事前に医師に相談してください。
注意すべき既往歴・背景
1.甲状腺髄様癌の既往のある患者および、甲状腺髄様癌または多発性内分泌腫瘍症2型の家族歴のある患者
2.重症胃不全麻痺等の重度の胃腸障害のある患者
3.膵炎の既往歴のある患者
4.低血糖を起こすおそれがある以下の患者または状態
・脳下垂体機能不全または副腎機能不全
・栄養不良状態、飢餓状態、不規則な食事摂取、食事摂取量の不足又は衰弱状態
・激しい筋肉運動
・過度のアルコール摂取
5.増殖糖尿病網膜症、糖尿病黄斑浮腫、急性期治療を要する非増殖糖尿病網膜症を合併する患者または
これらの既往歴のある患者
6.腹部手術の既往またはイレウスの既往のある患者
7.生殖能を有する者
8.妊婦
9.授乳婦
10.小児等
11.高齢者
これらの既往歴や個人の背景は、症状の悪化や重大な副作用の発生といったリスクがあるほか、マンジャロの安全性が確立されていないケースもあります。該当する方は必ず、事前に医師に申告してください。(※1)
マンジャロの効果と費用(コスパ)に対する考え方

自由診療となるマンジャロの費用はクリニックによって異なりますが、2.5mg4本(1ヶ月分)あたり20,000〜30,000円程度、5mg4本(1ヶ月分)で35,000〜55,000円程度が目安です。
たしかにコストは大きいですが、期待できるリターンは体重減少だけではありません。体重減少以外にも、血糖値の改善、生活習慣病リスクの低下といった健康面での改善が期待できます(ただしこれらは、食生活の改善、生活習慣の見直し、適度な運動などと組み合わせて初めて期待できる効果です)。(※1)(※14)(※15)
また「生活習慣の改善に取り組む中で、気持ちが前向きになる」「精神的負担から解放され、自信を持って社会生活を送れるようになる」といった副次的なリターンも期待できます。これらは金銭では測れない価値を持つ部分ではないでしょうか。
ただしマンジャロは魔法の薬ではなく、健康的な生活習慣を支援する医薬品であることを忘れずに、費用対効果を総合的に判断することが大切です。
マンジャロの効果についてよくある質問(FAQ)
Q1:何日目から食欲が減りますか?
本記事「5〜6日目に【食欲が戻る】のは効いていないから?」で紹介した臨床試験では、投与後のtmax(血中最高濃度までの到達時間)の中央値は約24時間でした。実際に効果が現れるまでタイムラグがあると想定すると、1〜2日ほどで食欲減少を感じられる可能性があります。
ただし個人差が大きいため、まずは焦らず自分の体の反応を観察しながら、少しずつ変化を実感していくことが大切です。
Q2:1ヶ月で何kg減れば順調ですか?
個人差がありますが、筋肉量を減らさず健康的に減量するには、月あたり体重の約2〜4%減を目安にするとよいとされています。
急激な減量はリバウンドのリスクを高め、筋肉量の減少や栄養不足を招くおそれがあるため、長期的な視点を持ち、焦らず治療を続けることが大切です。
Q3:週の後半に食欲が戻るのは効いていないからですか?
本記事「5〜6日目に【食欲が戻る】のは効いていないから?」で説明した通り、血中の薬物濃度が低下することによる正常な反応です。この期間を「自己管理の練習」と捉え、次回投与までの食事調整スキルを磨いていきましょう。
週末に食欲が戻ることを予測してヘルシーな食材を用意しておく、外食の予定を調整するなどの工夫も有効です。
Q4:2.5mgから5mgへの増量を検討するタイミングは?
一般的には、2.5mgを4週間投与したあとの効果評価のタイミングで増量が検討されます。自己判断で増量することは控え、必ず医師と相談の上で決定してください。
医師に正しい情報をスムーズに提供するためにも、本記事「週1で振り返るためのテンプレート」を活用したりスマホアプリを活用したりして、記録を残しておくことをおすすめします。
Q5:効果を実感できた人でもやめるとリバウンドしますか?
マンジャロの使用を中止すると、食欲の抑制効果がなくなるためリバウンドのリスクが高まります。ただし、治療中に健康的な食習慣と運動習慣を確立していれば、そうしたリスクを抑えることは十分に可能です。
中止のタイミングや方法については、医師と相談しながら段階的に減量していくなど、計画的に進めましょう。
医師によるオンライン診療サポートあり!マンジャロの効果に不安がある方もお気軽にご相談ください
当クリニックでは、医師によるオンライン診療サポートを実施しております。患者さまごとに異なる個別のお悩みやご不安に寄り添いながら、オーダーメイドの治療プランを立ててまいります。
「マンジャロが効かない/効果に不安がある」といった方はもちろん、まだマンジャロを始めていない方で検討されている方なども、お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。
(注釈・参考文献)
※1:https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00070640
※2:https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2206038
※3:https://www.cdc.gov/healthy-weight-growth/losing-weight/index.html
※4:https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC12096058/
※5:https://www.tanita.co.jp/magazine/column/24407/
※6:https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC3466797/
※7:https://pmc.ncbi.nlm.nih.gov/articles/PMC4989512/
※8:https://medical.lilly.com/jp/answers/168575
※9:https://www.medicalnewstoday.com/articles/what-to-eat-while-on-mounjaro
※10:https://www.goodrx.com/mounjaro/tips
※11:https://phloclinic.co.uk/weight-loss-service/advice/mounjaro-guides/how-to-take-mounjaro-safely
※12:https://jamanetwork.com/journals/jamanetworkopen/fullarticle/2820308
※13:https://journals.plos.org/plosmedicine/article?id=10.1371/journal.pmed.0010068
※14:https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736(21)01324-6/abstract
※15:https://www.ahajournals.org/doi/10.1161/HYPERTENSIONAHA.123.22022





