本記事で紹介しているマンジャロおよびオゼンピックのダイエット目的での使用は、日本において承認されていない効能・効果の範囲外(適応外使用)です。当該使用により健康被害が生じた場合、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない可能性があります。また、本記事は情報提供を目的としており、効果・効能を保証するものではありません。使用にあたっては医師の診察・判断のもとで行ってください。
「メディカルダイエットを検討していて、マンジャロがオゼンピックで迷っている」
「オゼンピックを続けているけれど、体重が停滞しているから医師に相談したい」
「オゼンピックからマンジャロに切り替えたほうが良いのかどうかで迷っている」
「マンジャロとオゼンピックの副作用や、コスパの違いなどが気になる」
このように考えている人も多いかもしれません。マンジャロとオゼンピックは同じGLP-1に関わる薬剤ながら、作用機序・操作性・費用感に明確な違いがあります。
本記事では、公式情報や臨床試験データ、および当クリニックが独自に実施したマンジャロ経験者200人へのアンケート結果も踏まえ、両者の違いを徹底比較します。治療を検討している人は、医師に相談する際の参考情報としてお役立てください。
【調査概要】
調査名:マンジャロ(自由診療)に関する実態調査
調査対象:マンジャロを自由診療で使用した・使用中の男女
回答者数:200人(女性132人・男性68人)
実施時期:2026年3月27日〜2026年3月29日
調査方法:クラウドソーシング経由のオンラインアンケート
※本調査のデータ、グラフ、テキスト、画像等の無断引用および転載、使用はご遠慮ください。
※アンケート結果は回答者の自己申告に基づくものであり、すべての使用者に当てはまるものではありません。またマンジャロの効果・副作用の程度・実際にかかる費用や期間その他すべてを確約するものではありません。適応や効果などにも個人差があります。医師の診断を受けた上で、適切にご使用ください。
マンジャロとオゼンピックの違い一覧
マンジャロ(一般名:チルゼパチド)とオゼンピック(一般名:セマグルチド)はいずれも、週1回の自己注射で投与する薬剤です。(※1)(※2)その点では同じですが作用の仕組み・注射方法・報告されている副作用の傾向などに違いがあるため、一覧表で整理しました。
| 項目 | マンジャロ(mounjaro) | オゼンピック(ozempic) |
|---|---|---|
| 一般名 | チルゼパチド | セマグルチド |
| 投与頻度 | 週1回・皮下注射 | 週1回・皮下注射 |
| デバイスの特徴 | 針が見えない使い切りタイプのオートインジェクター | 針を後付けする用量調節が可能なオートインジェクター |
| 作用の仕組み | GIP受容体・GLP-1受容体の両方に作用する二重作動薬 | GLP-1受容体作動薬 |
| 製造販売元 | 日本イーライリリー | ノボ ノルディスク ファーマ |
| 国内承認 | 2型糖尿病 | 2型糖尿病 |
| ダイエット目的での利用 | 自由診療(適応外処方) | 自由診療(適応外処方) |
| 用量 | 2.5mg/5mg/7.5mg/10mg/12.5mg/15mg | 0.25mg/0.5mg/1.0mg |
| 費用感(自由診療) | 月額20,000円程度〜 | 月額20,000円程度〜 |
| 主な副作用 | 吐き気・嘔吐・便秘・下痢・倦怠感などの消化器症状 | 吐き気・嘔吐・便秘・下痢などの消化器症状 |
マンジャロ、オゼンピックともにダイエット目的での処方は適応外使用であり、公的医療保険の対象外(自由診療)かつ医薬品副作用被害救済制度の対象外となる可能性があります。適応・効果・副作用などには個人差があるため、事前に医師の診察を受けてください。
自分にはどちらが向いている?
マンジャロとオゼンピックには「優劣」や「上下」があるわけではなく、そもそもが特徴の異なる選択肢です。そのため以下はあくまで参考程度に留めてください。
| マンジャロが向いている人の傾向 | オゼンピックが向いている人の傾向 |
|---|---|
| ・注射の準備や手間が簡単なほうがいい人 ・用量の選択肢が広いほうがいい人 ・GLP-1受容体作動薬の使用中で、体重変化について相談したい人 | ・副作用に対する強い不安や懸念がある人 ・コストはできる限り抑えたい人(自由診療) ・1本のデバイスで複数回分をまかなえる仕組みを好む人 |
※上記は処方の可否や適応を示すものではなく、医師に相談する際に生活上の負担を整理するための一般的な観点です。
健康のために体重をどの程度減らしたい(減らす必要がある)か、副作用への懸念はどの程度かなどによっても向き・不向きが異なります。そのためまずは医師の診察を受けて、リスクやデメリットまで詳しく聞いた上で判断することが大切です。
マンジャロとオゼンピックの副作用の違い

マンジャロとオゼンピックいずれも、報告されている主な副作用は消化器症状が中心です。ただし頻度や特徴にやや違いがあります。ここでは添付文書および公式情報をもとに整理していきます。
マンジャロで報告されている主な副作用と対処方法
マンジャロで報告されている主な副作用は吐き気、嘔吐、下痢、便秘、食欲減退、腹痛、消化不良などの消化器症状です。これらは投与初期や増量時に出やすく、多くの場合一過性とされていますが、症状が続く場合は医師に相談してください。(※1)
また消化器系の副作用への対処方法としては、食事を小分けにする・脂質の多い食事を避ける、水分を十分に補給するといった工夫が挙げられます。
多かったのは吐き気・嘔吐
| Q:もっとも強く現れたと感じた副作用は? | |
|---|---|
| 吐き気・嘔吐 | 48人 |
| 特に副作用はなかった | 42人 |
| 倦怠感・疲労感 | 38人 |
| 便秘・下痢 | 31人 |
| 胃もたれ・消化不良 | 30人 |
| 頭痛 | 11人 |
※本アンケートは、自由診療でマンジャロを使用した人の自己申告に基づく回答であり、副作用の発現頻度や医学的な安全性を示すものではありません。副作用の種類・頻度・重症度については、添付文書および医師の説明をご確認ください。
本調査における回答者の自己申告で多かった体調変化は「吐き気・嘔吐」でした。次に「倦怠感・疲労感」「便秘・下痢」「胃もたれ・消化不良」と続きます。
一方、今回の回答者の中には「特に副作用はなかった」という人もいました。このように症状の出方には個人差があるため、実際の副作用の有無・程度は、添付文書や医師の説明なども確認することが重要です。
重大な副作用と禁忌について
マンジャロの重大な副作用として、低血糖・急性膵炎・腸閉塞・胆嚢炎などが挙げられます。膵炎の既往がある人、重度の胃腸障害がある人、妊娠中・授乳中の人などは使用できない、または慎重な判断が必要となる場合があるため、該当する人は医師に申告してください。(※1)
また他の糖尿病治療薬との併用で低血糖リスクが高まる(※1)ため、現在服用中の薬を医師に申告しましょう。重篤な症状を疑う症状などの詳細は、以下の記事に詳しくまとめています。
▼マンジャロの副作用と対処方法について詳しく説明しています。
マンジャロの副作用と対処法|自由診療経験者200人への独自アンケートでは「吐き気・嘔吐」が24%
オゼンピックで報告されている主な副作用と対処方法
オゼンピックで報告されている主な副作用は悪心、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、食欲減退など、マンジャロと同様に消化器症状が中心です。これらも投与初期や増量時に比較的出やすく、多くは一過性とされています。(※2)
対処方法もマンジャロに近く、食事量や内容の調整、水分補給、必要に応じた症状緩和のサポート薬の併用などが挙げられます。
▼副作用がつらい方はサポート薬もご相談ください。
マンジャロ・リベルサスの胃腸症状に効く各種サポート薬 取り扱い開始
重大な副作用と禁忌について
オゼンピックで報告されている重篤な副作用には、急性膵炎、低血糖、急性腎障害、重度の胃腸障害、過敏症反応などがあります。禁忌は、本剤の成分に対する過敏症の既往がある人、糖尿病性ケトアシドーシスや昏睡の人などです。(※2)
持続性の激しい腹痛、嘔吐、視力障害、重度の消化器症状などが現れた場合は、ただちに医療機関へ相談してください。自己判断での中止はせず医師の判断を仰ぎましょう。(※2)
マンジャロとオゼンピックの効果・臨床データの違い

マンジャロとオゼンピックは作用する受容体の範囲が異なります。添付文書や公式資料に基づく作用機序と、減量に関する臨床試験データの概要を整理したので参考にしてください。なお効果には個人差があり、生活習慣や体質、用量などによって結果が変わります。
作用機序の違い
オゼンピックは「GLP-1受容体作動薬」です。GLP-1とは、小腸から分泌されるホルモンの一種でインスリン分泌の促進、グルカゴン分泌の抑制、胃内容物排出の遅延、満腹中枢への作用による食欲抑制などを介し、血糖コントロールと食欲管理に関与します。(※2)
一方のマンジャロは「GIP/GLP-1受容体作動薬」です。GIPも食事摂取に応じて分泌されるホルモンで、インスリン分泌の促進や脂質代謝への関与が報告されています。したがって「GIP受容体とGLP-1受容体の両方に作用する」という点が、オゼンピックとの大きな違いです。(※1)
GLP-1
・インスリン分泌を助ける
・脂肪細胞に作用し、脂肪を燃焼しやすくする
・肝臓での糖や脂質の代謝を調整
・満腹感を高め、食欲を下げる作用もあり
GIP
・膵β細胞に働きかけ、インスリン分泌を促す
・胃の動きをゆるやかにし、満腹感を保つ
・脳の満腹中枢に働き、食欲を抑える
・心臓や血管を保護する作用もあり
GIP+GLP-1の二重作用が代謝に与える違い
GIPとGLP-1はどちらも、食事によって腸から分泌されるホルモンです。これらに同時に作用することで、食欲抑制と代謝改善が期待できる設計となっています。マンジャロのこうした「二重作用」により、脂肪細胞におけるエネルギー代謝の調整、インスリン感受性の改善、満腹感の持続といった働きが、GLP-1単独よりも幅広く関与すると考えられています。
臨床試験データを見る際の注意点
| 項目 | チルゼパチド | セマグルチド |
|---|---|---|
| 投与期間 | 72週 | 72週 |
| 平均体重減少率 | -20.2% | -13.7% |
| 平均体重減少量 | -22.8kg | -15.0kg |
| 平均腹囲減少量 | -18.4cm | -13.0cm |
この表は、チルゼパチド(マンジャロの有効成分)とセマグルチド(オゼンピック・ウゴービ・リベルサスに共通する有効成分)の減量効果を直接比較した、第3b相ランダム化比較臨床試験『SURMOUNT-5』の結果です。(※3)(※4)
ただし試験で投与されたのはセマグルチド1.7mgまたは2.4mg(いずれも肥満症治療薬・ウゴービの用量)で、2型糖尿病治療薬である日本のオゼンピック(最大1.0mg/週)とは用量・適応が異なるため、そのままオゼンピックの効果として当てはめることはできません。
また被験者背景として、平均体重113kg・平均BMI 39.4・50.1%が肥満関連合併症を2つ以上もち・肥満歴は平均16年と重度の肥満集団であること、日本人を対象としていないこと、オープンラベル試験(盲検化なし)であることなどの限界があります。
そのため、あくまで参考情報として確認する程度に留め、個別の状態を踏まえて医師と相談の上で判断することが大切です。
マンジャロとオゼンピックの費用感の違い

マンジャロ、オゼンピックともに2型糖尿病治療目的で処方される場合と、ダイエット目的で自由診療として処方される場合で費用が大きく異なります。ダイエット目的の自由診療では全額自己負担となるため、月額費用の把握が継続の可否を左右します。
費用相場はいくら?
| 項目 | マンジャロ(自由診療) | オゼンピック(自由診療) |
|---|---|---|
| 月額費用(初期用量) | 約20,000〜30,000円前後 | 約20,000〜30,000円前後 |
| 月額費用(増量時) | 約40,000〜80,000円前後 | 約40,000〜50,000円前後 |
| 診察料 | クリニックにより「別途」または「込み」が異なる | |
| 送料(オンライン診療) | ||
※料金は医療機関・用量・診療体制などによって異なります。
※相場は執筆時点の一般的な情報に基づくもので、保証値ではありません。
自由診療(ダイエット目的使用)における一般的な費用相場は、クリニックや用量、プラン、診察形態(対面かオンラインか)などによって幅があります。上記はあくまで目安であり、実際の費用は処方を受けるクリニックの料金表などで確認してください。
▼当クリニックではクール便送料込みの料金を明示しています。
マンジャロ処方(オンライン診療)|【公式】マルベルクリニック東京
オゼンピック処方(オンライン診療)|【公式】マルベルクリニック東京
公的医療保険が適用されるケース・自由診療になるケース
マンジャロもオゼンピックも、日本国内では「2型糖尿病」の適応で薬事承認されており、医師が糖尿病治療として必要と判断した場合には公的医療保険が適用されます。一方、ダイエット・減量を目的とした使用は「適応外使用」にあたり、自由診療(全額自己負担)です。
適応外使用によって健康被害が生じた場合、医薬品副作用被害救済制度の対象とならない可能性があります。(※5)そうしたリスクも踏まえ、医師と十分に相談することが大切です。
クリニック選びは費用以外の部分も重要【独自調査】
| Q:クリニック選びで重視したポイントは? | |
|---|---|
| 1ヶ月あたりの値段・費用負担 | 123人 |
| 医師の診察の丁寧さ・フォロー体制 | 82人 |
| オンライン診療で完結するかどうか | 73人 |
| クリニックの知名度・信頼性 | 54人 |
| 予約の取りやすさ | 23人 |
| その他 | 2人 |
※複数回答(回答数357)
※その他の回答は「自宅からの距離」と「治療を受けている知人からの意見」
本調査では、クリニック選びで重視した点として「1ヶ月あたりの費用」を挙げた回答が多く見られましたが、同時に「医師の診察の丁寧さ・フォロー体制」なども重視していることが判明しました。
クリニックを選ぶ際は薬剤の費用だけでなく、診察料・送料・追加費用の有無および診察体制・副作用が重いときなどの相談体制、リスク説明の有無なども踏まえて判断することが大切です。
▼月額平均いくらくらいかかる?
マンジャロの値段相場は?経験者アンケートで見えた相場感も|2026年版【医師監修】
マンジャロとオゼンピックの注射器の操作性の違い
マンジャロもオゼンピックも週1回の自己注射という点では同じですが、操作性が異なります。自己注射は週1回のルーティンになるため、デバイスの使いやすさも事前に確認しておくことが大切です。
注射器の操作性・特徴
| 項目 | マンジャロ | オゼンピック |
|---|---|---|
| 針 | 取り付け不要(針が見えない構造) | 注射前に取り付け(針がむき出し) |
| 空打ち | 不要 | ペン1本につき初回のみ必要 |
| 用量 | 1本に1用量分が充填されている | ダイヤルを回して用量を設定する |
| 投与後の確認 | 2回目のカチッという音や、灰色のゴムピストンが見えるかで確認可 | カチッと音がするまで注入ボタンを押し、ダイヤルが「0」になったらボタンを押したまま針を抜く |
| その他 | 使い切り型 | 1本2mgあり、用量によっては複数回使用できる |
マンジャロとオゼンピックのデバイスや操作性にはこのような違いがあります。
マンジャロは針が見えない構造のオートインジェクター
針の装着が不要で、キャップを外してボタンを押すだけで注入が完了します。針は直前まで隠れているため「針を見るのが苦手」という方にとって心理的ハードルが下がりやすい設計といえます。一方、1本が1回分の用量で使い捨てのため、その都度新しい本体が必要になります。(※6)
オゼンピックは1本で複数回分使用できる構造
オゼンピックは針の装着・空打ち・ダイヤル設定という複数の手順があり、はじめて使う際にはやや戸惑うかもしれません。一方、1本で複数回分をまかなえるため、コスト面での効率や細かな用量調整のしやすさといった利点があります。(※7)
「続けやすさ」は個人による
注射に対する恐怖心が強い人、手軽さを重視したい人にとっては、マンジャロの構造が続けやすさに直結するかもしれません。一方、細かな用量調整や1本あたりのコスパを重視する人にとっては、オゼンピックも選択肢として合理的でしょう。
どちらが「続けやすいか」は、ライフスタイルや注射や操作性への抵抗感、用量調整の仕方などによっても変わるため、医師とよく相談した上で選ぶことが大切です。
オゼンピックからマンジャロへの切り替えを相談する場合の注意点

オゼンピックからマンジャロへの切り替えは、医師の判断のもとで慎重に判断することが大切です。自己判断での切り替えは、低血糖や副作用の重複など予期せぬトラブルにつながるためご注意ください。
一般的な相談時の確認事項
1.現状(オゼンピックの用量・投与期間・効果・副作用の有無など)を医師に共有する
2.切り替えの必要性・適応について医師が評価する
3.オゼンピックの効果持続期間からマンジャロ開始時期を決める
4.マンジャロ2.5mgから開始し、4週を目安に経過を評価する
5.効果や副作用の状況を踏まえて医師の判断で増量を検討する
オゼンピックからマンジャロに切り替えるときは、オゼンピックの効果持続期間を考慮した上でマンジャロの開始時期を決定します。(※1)そのためまずは医師に相談してください。なお切り替え期は副作用の出方が変わる可能性があるため、体調の変化を記録しておき、次回診察で共有することも大切です。
切り替え時の注意点
マンジャロの開始用量は、添付文書上でも2.5mgからと定められています。(※1)副作用リスクを抑えながら体が薬に慣れる時間を確保するため、オゼンピックの用量が高かったとしても、マンジャロは初期用量から開始することとなります。
また、切り替え直後は血糖値の変動や食欲・消化器症状の変化にも注意することが大切です。このほか、他の糖尿病治療薬を併用している場合は低血糖リスクが上がるおそれがあるため、併用状況は医師に共有してください。(※1)
切り替えた場合、副作用は?
切り替え時は「吐き気・嘔吐」「食欲の変動」「便秘または下痢」といった消化器症状が強く出る可能性があります。また、こうした副作用は一時的にみられる場合もありますが、症状の程度や経過には個人差があります。強い症状や長引く症状がある場合は速やかに医師へ相談してください。
対策としては食事を小分けに摂る・脂質の多い食事を避ける・こまめな水分補給を行う・刺激物を控えるといった生活習慣上の工夫が挙げられます。症状が強く出る場合、あるいは日常生活に支障を来すレベルの場合は速やかに医師に相談してください。
【参考】自由診療でマンジャロを使用した人への自己申告アンケート
マンジャロを使い始めてから食欲や体重に変化を実感するまでの長さには、個人差があります。当クリニックでは、自由診療としてマンジャロを使用している(使用していた)200人を対象にアンケート調査を実施。そこで得られた回答から、マンジャロ経験者の傾向をお伝えします。
以下は、自由診療でマンジャロを使用した人を対象に実施したアンケートの回答傾向です。本調査結果は自己申告に基づくものであり、マンジャロの効果・副作用・安全性・体重変化を医学的に証明するものではなく、結果はすべての人に当てはまるものではありません。薬剤の使用可否や治療方針、変化が現れる時期や度合いは個人差があります。医師の診察・判断に基づいて決定してください。
回答者の自己申告による変化の傾向①
| Q:食欲の変化が現れた時期について(初回投与から) | |
|---|---|
| 2〜3日後 | 77人 |
| 1週間以内 | 67人 |
| 当日〜翌日 | 47人 |
| 5mgに増やしてから | 8人 |
| まだ実感していない | 1人 |
今回の調査では「当日〜翌日」という人から「5mgに増やしてから」という人まで、幅広い回答が集まりました。投与後早期の変化を回答した人が多い傾向がみられるものの、効果の現れ方には個人差があることがわかります。
回答者の自己申告による変化の傾向②
| Q:体重に変化が現れた時期について | |
|---|---|
| 1ヶ月以内(2.5mg) | 120人 |
| 2ヶ月目以降(2.5mg) | 49人 |
| 1週間以内 | 28人 |
| 3ヶ月目以降 | 2人 |
| まだ実感していない | 1人 |
今回の調査では「1ヶ月以内」という回答が多かった一方、「2ヶ月目以降」や「3ヶ月目以降」あるいは「1週間以内」といったバラつきも見られるなど、個人差が大きいことが読み取れます。
回答者の自己申告による変化の傾向③
| Q:体重の変化が鈍くなる時期はあったか? | |
|---|---|
| 途中で止まった | 88人 |
| 感じたことはない | 77人 |
| 使用開始直後 | 30人 |
| ない(常に食欲もある) | 5人 |
今回の調査では「途中で止まった」と「感じたことはない」という回答が多い結果となりました。なお臨床試験『SURMOUNT-1』では、長期使用により体重減少ペースが徐々に緩やかになる結果が示されています。(※8)
一方「常に食欲もある」という回答もあるなど、やはり効果の現れ方には個人差があることがわかります(使用期間や用量が関係している可能性もあります)。さまざまな傾向があることを知っておくと、医師に相談する際の参考になるかもしれません。
▼マンジャロで食欲や体重の変化が見られるのはいつ頃から?
マンジャロの効果が出るまで何日かかる?臨床データ・薬理作用・医師への相談目安などを解説【医師監修】
▼マンジャロが効かなくなった…停滞期は本当にある?
マンジャロが効かない原因と対策|独自アンケートでは“停滞期”を感じた人も【医師監修】
マンジャロとオゼンピックについてよくある質問(FAQ)
マンジャロとオゼンピックに関してよくある質問とその回答をまとめました。こちらもあわせて参考にしてください。
初めて使う場合、どちらから始めるのが一般的?
「マンジャロとオゼンピック、どちらから始めるのが一般的か」という正解はありません。医師が問診結果や体重、併用薬、副作用リスク、費用感、本人の希望などを総合的に踏まえて判断します。
臨床試験ではどのような体重変化が報告されていますか?
チルゼパチドとセマグルチドの減量効果を直接比較した第3b相ランダム化比較臨床試験『SURMOUNT-5』では、平均的な体重減少幅はマンジャロのほうが大きいという報告がありました(ただし日本のオゼンピックの用量との単純比較はできません)。
また臨床試験は「一定の条件下での平均値」で、個人が同等の結果を得られるとは限りません。体質、生活習慣、用量、継続期間、副作用の出方によって結果が変わるため「痩せやすさ」への期待だけでなく副作用リスク・費用・継続のしやすさも比較した上で、医師と相談して選んでください。
▼マンジャロを使用した場合の体重変化量は臨床試験だとどれくらい?
マンジャロで何キロ痩せる?臨床データとアンケートをもとに体重変化の目安を解説【医師監修】
マンジャロとオゼンピックはどちらが安い?
自由診療の相場をみると、月額費用はオゼンピックのほうが安価な傾向がありますが、用量・プラン・クリニックによって異なります。単純に「どちらが安いか」で選ぶのではなく、目的・続けやすさ・効果とのバランスなどで比較することが重要です。
▼みんなは月額平均いくらくらいかかっている?
マンジャロの値段相場は?経験者アンケートで見えた相場感も|2026年版【医師監修】
オゼンピックからマンジャロへの切り替えは自分の判断でできる?
自己判断での切り替えは推奨されません。切り替え時の用量設計、副作用の出方、血糖値の変動などを正しく判断するため、処方を受けているクリニックで相談し、医師の指示のもと切り替えを判断してください。
マンジャロとオゼンピックは併用できる?
同じマンジャロとオゼンピックは通常、併用しません。作用の重複により副作用や低血糖リスクなどが増大するおそれがあるため、併用は避けて医師の判断のもと治療を進めてください。
「マンジャロ」や「オゼンピック」について疑問や不安がある方は医師に相談を
当クリニックでは、マンジャロ・オゼンピックのいずれも取り扱っており、オンライン診療にも対応しています。処方の可否は医師が診察のうえ判断しますので、副作用・費用・適応外使用のリスクなどについて説明を受けた上でご検討ください。
本記事で紹介しているマンジャロやオゼンピックは、日本では2型糖尿病治療薬として承認されていますが、ダイエット目的での使用は承認された効能・効果の範囲外です。当クリニックでのマンジャロ処方は自由診療です。標準的な治療期間、投与回数、主なリスク・副作用については、診療ページまたは下表をご確認ください。また、承認された効能・効果、用法・用量と異なる目的で使用した場合、健康被害が生じても医薬品副作用被害救済制度の対象とならない可能性があります。使用にあたっては、医師の診察・判断を受けてください。
▼当クリニックではクール便送料込みの料金を明示しています。
マンジャロ処方(オンライン診療)|【公式】マルベルクリニック東京
オゼンピック処方(オンライン診療)|【公式】マルベルクリニック東京
| マンジャロを自由診療で使用する場合の注意事項 | |
|---|---|
| 治療内容 | 医師の診察により、2型糖尿病治療薬として国内承認されているマンジャロを、自由診療として体重管理目的で使用する場合があります。 |
| 国内承認の状況 | マンジャロは日本国内では2型糖尿病治療薬として承認されていますが、ダイエット目的での使用は承認された効能・効果の範囲外です。 |
| 公的医療保険 | 自由診療のため、公的医療保険は適用されません。 |
| 治療期間・回数 | 週1回の皮下注射を行います。治療期間や投与回数は、医師が診察のうえ体調・副作用・治療方針に応じて判断します。 |
| 主なリスク・副作用 | 悪心、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、食欲低下、低血糖、急性膵炎、胆のう炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸などが報告されています。 |
| 入手経路 | 当クリニックで使用するマンジャロは、国内で承認・流通している医薬品を医師の判断のもとで使用します。 |
| 国内承認医薬品等の有無 | 同一成分のチルゼパチドを含む医薬品として、マンジャロが2型糖尿病治療薬として国内承認されています。ただし、体重管理目的での使用は承認範囲外です。 |
| 諸外国における情報 | 海外では体重管理を目的としたチルゼパチド製剤が承認されている国がありますが、承認状況・適応・安全性情報は国により異なります。 |
| 救済制度 | 承認された効能・効果、用法・用量と異なる目的で使用した場合、健康被害が生じても医薬品副作用被害救済制度の対象とならない可能性があります。 |
| オゼンピックを自由診療で使用する場合の注意事項 | |
|---|---|
| 治療内容 | 医師の診察により、2型糖尿病治療薬として国内承認されているオゼンピックを、自由診療として体重管理目的で使用する場合があります。 |
| 国内承認の状況 | オゼンピックは日本国内では2型糖尿病治療薬として承認されていますが、ダイエット目的での使用は承認された効能・効果の範囲外です。 |
| 公的医療保険 | 自由診療のため、公的医療保険は適用されません。 |
| 治療期間・回数 | 週1回の皮下注射を行います。治療期間や処方回数は、医師が診察のうえ体調・副作用・治療方針に応じて判断します。 |
| 主なリスク・副作用 | 悪心、嘔吐、下痢、便秘、腹痛、低血糖、急性膵炎、脱水、急性腎障害、胆石症、胆のう炎、胆管炎、胆汁うっ滞性黄疸などが報告されています。 |
| 入手経路 | 当クリニックで使用するオゼンピックは、国内で承認・流通している医薬品を医師の判断のもとで使用します。 |
| 国内承認医薬品等の有無 | 同一成分のセマグルチドを含む医薬品として、オゼンピックは2型糖尿病治療薬として国内承認されています。また、セマグルチドを含む肥満症治療薬としてウゴービが国内承認されていますが、対象や使用条件が定められており、オゼンピックを体重管理目的で使用することは承認範囲外です。 |
| 諸外国における情報 | 海外では体重管理を目的としたセマグルチド製剤が承認されている国がありますが、承認状況・適応・安全性情報は国により異なります。 |
| 救済制度 | 承認された効能・効果、用法・用量と異なる目的で使用した場合、健康被害が生じても医薬品副作用被害救済制度の対象とならない可能性があります。 |
(注釈・参考文献)
※1:https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00070640
※2:https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00070262
※3:https://mediaroom.lilly.com/PDFFiles/2025/25-01_com.jp.pdf
※4:https://www.nejm.org/doi/abs/10.1056/NEJMoa2416394
※5:https://www.pmda.go.jp/kenkouhigai_camp/
※6:https://jp.lilly.com/diabetes_consumer/assets/pdf/ld_patient/pp-tr-jp-2313.pdf
※7:https://www.novonordisk.co.jp/content/dam/nncorp/jp/ja/products/how-to/injection/ozempic2mg/pdfs/Ozempic-2mg-how-to-use-correctly.pdf
※8:https://www.nejm.org/doi/full/10.1056/NEJMoa2206038





